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社長コラム
2017/11/29

【読んで得する社長メルマガ㉒】一冊の本

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

ドイツワインが大好きなみなさまへ

 山梨へ向かう電車にて

 11月はドイツワインにとっては恒例のことが一つ。
ワインガイドブック「ゴーミヨ」の発売である。
弊社とも実はご縁が深い。今年で25回目のこの本が
なければ今の弊社はなかったかもしれない。

1995年の神戸震災直後のこと。弊社は当時神戸、三ノ宮駅近くに
事務所を構えていたため、地震の直撃を受けている。
当時の社長、現会長、私の父でもある山野 寿は
「これは商売どころの話ではない。もう閉めよう」と大阪府茨木市の
実家からスクーターで三ノ宮に向かう途中の被災状況を見て
思ったそうだ。

そんな中、実家のリビングを事務所に再出発をした弊社だが、
その直後に「ドイツに連れて行ってください!」という熱心な
お客様がいて、せっかくのご縁なのでということで、震災直後にも
関わらずドイツを案内して回ったそうだ。

 その帰りのフランクフルトでのこと。何気なく立ち寄った地元の
書店にならんでいたのがこのゴーミヨであった。

 まだその当時の弊社はモーゼル地方を中心とした甘口や協同組合産の
ワインを代理店を通して多く扱っていた時期。手に取った山野は
「こんなにもたくさんのワイナリーがあるのか」ということで
帰国後熟読。

その中から「ここは!」と選んで翌年に訪問したのが、
5段階評価の最も低い評価であった
バーデン地方のベルンハルト フーバー醸造所であった。

今聞いてみても「なんでそこにしたのかわからん」とのことだが
フーバーさんを訪れてから弊社の方向は大きく変わっていった。

そんな今年のゴーミヨの特筆事項は25回目にして初めて
辛口のワインが3銘柄100点満点を取ったこと。

その一つが 

2015 Wildenstein Spaetburgunder / Bernhard Huber
ヴィルデンシュタイン シュペートブルグンダー / ベルンハルト フーバー

 あまり「どこどこの雑誌に載って・・・」なんてことは言わない私だが、
今回のこの掲載には何か運命のようなものを感じずにはいられない。

新当主ユリアンさんのこともしっかりと記述されており、
「父親が開いた扉に導かれ、自らの手で新しい境地を切り開く若き当主ユリアン
フーバーさんの特別な能力には疑いの余地がない」とまで記されていた。

正直なところ

と て も う れ し い  !!

 詳しくはこちらに↓

https://drunkenmonday.wordpress.com/2017/11/27/gault-millau-weinguide-deutschland-2018-5x-100-punkte-plus-uebersicht-der-regionen/

最後まで読んでいただいたみなさまへの情報!!
そんな彼の素晴らしい100点満点ワインそのものは来年3月には60本のみ入荷予定。
私も1本買わせてもらえるのだろうか???社長なのにへんな心配がよぎりつつ、今回はここまで。

 ではではそろそろ目的地。今日はフーバーナイトin山梨県。この地でもまた
きっと素敵なご縁があることでしょう。ユリアンさんにもさっそくおめでとうを
言おう。

 今年3月まではみなさんとHuber Night やり放題。直接造り手さんの生画像が見える
またとない機会。私もやりたい!という全国の酒販店様、業務店様、熱いお声がけ待ってます!! 

以上、山野 高弘でした。