スタッフブログ
2017/12/30

あえて寒さを楽しむのだ

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

みなさんこんにちは。
今週の担当は、年末の大掃除も年賀状の用意もまだ終わっていない、高橋がお送りします。
どうぞ最後までお付き合いください。



クリスマスが過ぎ、間もなく新年の幕開けとさらに慌ただしくなって参りましたが、みなさんはどんな年末年始をお過ごしになりますか?



今月25日まで、弊社は大阪のクリスマスマーケットにワインブースを出店しておりました。師走の忙しい時季にもかかわらず、今年もたくさんのお客様にご来場いただきました。心より感謝を申し上げます。

巨大クリスマスツリーや木製メリーゴーランドがきらきらと輝く広場では、屋外の寒さにも負けず、ワインやビールを片手にソーセージなどを味わい、みなさん大盛り上がりの様子でした。
驚いたのは、凍えながらも元気に半袖のクリスマスコスチュームでご来場くださった女性。
たとえ雨が降ろうが、傘をさしながらワインを飲むその姿はあっぱれとしか言いようがありませんでした。



そう、寒さは楽しんだ者勝ちなのです。
あたたかいお部屋でゆっくりとワイングラスを傾けるのももちろん良いでしょう。
しかし寒さに行動範囲を支配されるのではなく、逆に味方にして、ワインを持ってあえて屋外に飛び出しましょう。


アルコピア.jpg

私の冬のお楽しみは、雪山でスノーボードというのが毎年のお決まりです。
美しい銀世界に弧を描き、スカッとするのが一番の目的ですが、滑ったあともまた重要です。


ゲレンデに着いたら、まわりのお邪魔にならない新雪の積もった場所を探してワインを挿しておきます。
天然のワインクーラーの出来上がりです。
雪山を滑って汗をかいた後の、きりりと冷えたスパークリングワインは格別の旨さです。


すっかり運動不足で体力も落ち、年々体は増量し続け、ボードウェアのズボンのお尻はかがんだだけでビリッと裂けそうですが、「運動した後にラッツェンベルガーさんのリースリングゼクトがひえっひえの状態で待っていてくれている・・・」と考えるだけで、目の前にニンジンを吊り下げられたように猛烈に頑張れます。




リフトで山頂に上り、その頂きから望む雄大な山々の姿に心を洗われ、体中の細胞がキュッと引き締まるほどの冷たい風を頬に感じながら、張り詰めた空気を斬るように進む滑走は実に爽快です。

頭の中のBGMはもちろん広瀬香美さんの『ゲレンデがとけるほど恋したい』です。←このあたりに世代感が見え隠れ



うまく急斜面の難所を滑り降りることが出来てスピードに乗れば、大自然と自分が一体になったような心地さえし、テンションはいよいよ最高潮に達します。



 空!  風!  雲!  私!


 雪!  山!  光!  私!




 麦!  私!

 

 麦!!


 麦!!!

 Beer.jpg


君への想いが加速して
その名を雪に刻んだよ。



冬のお楽しみが多すぎて、
2018年はズボンのお尻が裂けるだけでは終わらない予感です。




ヘレンベルガー・ホーフ㈱ 高橋