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社長コラム
2019/04/01

【4月 読んで得する社長メルマガ No.38】私たちの夢

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

ドイツとオーストリアワインが大好きなみなさまへ

日頃大変お世話になっております。

今日から5月末までBecker Backers開始です!
朝はベッカーコーヒーから気分を高めてきました。
(※ベッカーさんが個人的にピノの樽で豆を寝かせて、
お知り合いにローストしてもらったもので、景品等にはなりません。
ごめんなさい!!)

弊社の締めは3月。4月からまた新しい期のスタートです。
お陰様で38年目となりました。

うちなんてまだまだ新参者ですなんて、私が東京に
行っていたころは言っていたものですが、いつの
間にか弊社はもう輸入元としては老舗の部類に入っているようです。

今年の4月と6月に弊社はさらに1名ずつを加え、社員数は
14名となります。

一人でできることには限りがありますが、
みんなで力を合わせれば大きなことができます。

「ドイツワインの日本における再興」が私たちの夢です。
量ではなく、質において。つまりは日本全国の素敵な
販売店さんや飲食店さんにおいてドイツのワインが
当たり前のように並んでいて、それが自然と選ばれる
ようにしていきます。

ほんの20年ほど前、私が入社した当時は、
これほど私たちのワインが全国の
特に飲食店さんにて親しまれるようになるとは想像
できませんでしたが、今こうしてみなさんのおかげで
徐々に実現できています。

これからさらに20年、この夢をぜひ実現したいと思っています。

年始なので少し長めに書きます。

現在ドイツ国歌となっている「ドイツ人の歌」。
第二次大戦には軍歌としても使用されたため、今でも
正式な国歌とは法律上なっていません(※ドイツ大使館HPによる)が、
現在オリンピックなどで国歌として唄われているのはその3番の歌詞のみです。

実はこの歌には1番、2番があったのです。
歌詞の中には現在ドイツ領でない川が登場したり、全ての上に立つドイツという
歌詞があったりなど、とても現代では披露できる内容ではありません。

ただ、2番の出だしにとても印象的な歌詞があります。
「deutsche Frauen, deutsche Treue, deutscher Wein und deutscher Sang
ドイツの女性、ドイツの誠実、ドイツのワインそしてドイツの歌」

1800年代に作詞されたこの歌でドイツを賛美する4つのものに
なんとドイツワインが入っています。

21世紀の現代においてはドイツといえばビール、車、ソーセージと
言われてしまって久しいですが、150年以上前にはドイツワインは
世界に冠たる存在であったことがうかがい知れます。

私はここで何もドイツの軍国主義を称えたいわけでは決してありません。
ただ、長い歴史の間に人々に与える物事の印象というのは
随分変わってしまうということをお伝えしたかっただけです。

まだまだ小さな会社ではありますが、日本において
ドイツのワインが当たり前のように飲まれるようにする。

これこそが私たちのやりたいことです。

そのまだ見ぬ高みを目指し、今日からも当たり前のことをさりげなく
社員全員で取り組んでいきます。

毎日の小さなことを大事に積み上げ、
20年後2039年にこの2番の歌詞を再びかみしめたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 以上、山野 高弘でした。