スタッフブログ
2020/04/23

アネさんワインですよ!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
最近外にも出れず、ひたすらパソコンにむかい、ひたすらメールや文章を書く毎日。
もう文章書きたくない!・・・と嫌気がさしてたところにブログ当番ですよ・・・

もう真昼間からガンガンワイン飲んで仕事したいですが、気合い入れなおしてブログ書きます!



先日トラウトワインさんの新着ワインが入荷したことは、昨日HPやSNSで発信させていただきました。
今回の入荷のきっかけというのが、昨年11月の初来日でした。

フランスの生産者、二コラ・ジョリーが志を同じくする仲間と全世界で試飲会ツアーをする「ルネッサンス・デ・アペラシオン」のメンバーであるトラウトワインさん。昨年の東京での試飲会に合わせて、新当主のアネ・クリスティン・トラウトワインさんが日本にいらっしゃいました。

事前にいろいろメールのやりとりはしていたものの、初めてお会いするので少しドキドキしてました。
ドイツ人女性って(特にこの業界)気が強い人多いし、なんてったって、「アネさん」やし・・・



ところがどっこい(死語)、その不安は会ってすぐに吹っ飛びました。なんとも穏やかで、笑顔の素敵な優しい女性! 
2児の母でもあり、旦那さんとお子さんの話をするときは、常にうれしそうにキラキラしていました。
3日間帯同していましたが、初めての日本にも拘わらずお疲れの様子も見せず、常にニコニコ。
フーバーさんとご近所でもあり、家族付き合いをされているので、ユリアンさんの話もいろいろ聞くことができました。



すしざんまい!は、自らノリノリでやるタイプではないので、ポーズをリクエストしました。

紙面上では2019年からアネさんがご当主ということになっているようですが、ここ数年はアネさんが中心にワインを造っていたそうです。 ブルゴーニュのメオカミュゼやルフレーヴで研修経験のあるアネさん。そこで学んだ最新技術を持ち帰り、自分のワイナリーで実践しようとするたび、お父さんの反対にあったとか。その都度、ユリアンさんが間に入り、お父さんを納得させてくれたそうです。

2018年ヴィンテージのグラウアーブルグンダーを飲んだ時、今私たちの倉庫にある2014年ヴィンテージと全く違うタイプになっていることに驚きました。洗練された、無駄肉のない味わい。そして後味に押し寄せてくる、これでもか!というほど強いミネラル感。 モダンなブルゴーニュ、そしてフーバーさんのワインを思わせる味わいです。

ビオディナミ農法を続けていると、土壌がどんどん活性化され、年々ワインの味わいに変化をもたらしてくれるそうで、ミネラルが以前より強く感じるのはこの変化のおかげだとか。

この味わいで¥3,000は本当にお得感がありますね!



エチケットもシンプルながら女性らしい上品なデザイン。畑の地図を表しているそうです。

トラウトワインさんのラインナップはこちら

5月2日(土)は、インスタライブでアネさんと生中継の予定です。ぜひ彼女の人柄にふれて、そして一緒に彼女のワインを飲んでみてください!

宮本 駿