リースリング、ピノノワールから醸造される
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スタッフブログ
2020/07/31

葛藤の末。

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

長い梅雨が続き、蒸し暑い季節となってきました。

マスクが手放せない中、熱中症も心配ですが、皆さまお元気でしょうか?

実は、九州と関西のハーフ。大田黒です。

今回は、先日私が百貨店さんで店頭販売をしていた時のお話です。

大した話ではないですが、開いてしまった方、お付き合いください。

 

 


午後から、百貨店の店頭で立っていたとある日。


人出の少ない中、1人のマダムが足早に私に近づき、「さっきここで買い物したんだけど、私のメガネなかった?」と。

無くされた眼鏡を探すべく、店内を見て回りましたが、やはりない。

「見つかり次第、お電話いたしますのでお持ちの携帯番号をお教えいただけますか?」と伺うと

「うん、じゃあお願い!」と携帯電話を取り出して教えてくださるマダム。

そうして、「他にも聞いてみる!」と早々に他のお店に向かって行きました。

その後ろ姿を見つめる大田黒。

少し行った先で、角を曲がるマダム。

その様子を見て、遅れながらも、ふと疑問が浮かんだ。

 



そう。

 

 



“マダムの今かけているメガネは違うのか?”

 

 

 




そんなわけないと思い、聞くのも失礼だと大田黒葛藤。

マダムは、他のお店もいくつか見てきた様子で、まだ探しているということから、あのメガネが探しているメガネだという可能性は低い。


しかし、もしも、あのメガネが探しているメガネだとしたら

他店へ行ってもこの調子だと見つかることはなく、マダムは家へ着いても、肩を落とし、出会った人たちは、私と同じような疑問を抱いて眠れない夜を過ごすことになる。


このままでは、誰一人幸せになれない。

ましてや、このコロナ渦、眠れない人間をこれ以上増やすわけにもいかない。

それに、聞いて怒られたとしても私が少し凹むだけのこと。

ならば、ここで僕が負の連鎖を断ち切ろう。

まさにあのミスチルのHEROのやつです。

"もしも、誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとしてー“

 

僕は、誰かが名乗り出るのを待っているだけの男では、ない!

私は、マダムに駆け寄った。

大田黒「大変恐縮ながら、お伺いします。今かけてらっしゃるメガネは、探されているメガネではないですよね?」




マダム「は?」




と言いながら自身の頭の上を触るマダム。

そして、手はかけているメガネへ。

 

 



次の瞬間







マダム大爆笑。






もちろん、大田黒も大爆笑。

マダム「もぉ〜、やぁね〜!私ボケてきてしまって〜!これは、私とあなただけの秘密よ!」 

大田黒「あぁ、よかったです!しかし、こんな楽しい話はないですよ!是非、お友達に話してあげてください!」

マダム「あら、そう?ありがとね!」

とにこやかに去っていかれました。

いつぞやのマダムごめんなさい。

やはり、こんな漫画のような話は、話さずにはいられませんでした。



そんなマダムが午前中に、買っていったらしいゲオルグ・ブロイヤー リースリングソヴァージュ。
http://www.herrenberger-hof.co.jp/products_search/germany/rheingau/georg/item_115

きっと、その爽やかなワインが、今日もいい日だったと思わせてくれているはずです。

 

 

長くはないとはいえ、よくぞここまでお付き合いいただきました!

ありがとうございました!

 

それでは、皆様良い夏をお過ごしください。