スタッフブログ
2021/06/25

いいひとじゃ~!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

先日、ルドルフ・フュルスト醸造所の現当主セバスチャン・フュルストさんにテレビ電話で社内セミナーを行っていただきました!

 

※ちなみにテレビは私が飲食店時代に大切なお客様から頂いたもの。今は会社で大活躍中です!

 

その時の様子についてお送りします。

 

フュルストといえば、我らがフーバー、ベッカーと同等もしくはそれ以上に評価されるドイツワイン赤のパイオニア的存在です。

元当主のパウルさんは、過去30年のドイツワインの奇跡と呼ばれる時代のきっかけを作ったとしてその功績が大きく讃えられている人物でもあります。

 

さらにさらに・・・

 

と語りだすと止まらなくなるのですが、そんなドイツワイン業界の大物にして2018年にファルスタッフの最優秀醸造家賞も受賞している現当主セバスチャンさんが私たちヘレンベルガー・ホーフの社員の為にセミナーを行ってくださいました!

 

この会のきっかけは、私大田黒が2019年にフュルスト醸造所で約1週間もお世話になったにも関わらず、社内でも伝えきれていない心苦しさと日本のワイン業界で(もはや日本だけでといっても良い)まだ知られておらず、もったいないという気持ちもあり、パウルさんとセバスチャンさんに直接相談させていただいたき快く引き受けてくださいました。

 

前もって連絡はしていたものの、セミナー前日の夜中にセバスチャンさんから連絡をいただき、「どんな風にしようか?何人いるの?当日シャイでいたくないから、良かったらトピックを設けて質問してくれない?」とすごく真剣な雰囲気で問い合わせいただき、しっかりと話をしていろいろと準備をしました。

 

なんだか生産者さんと一丸となって、ワインの紹介をするという感覚を改めて強く感じ、私自身にも気合が入りました。

 

そんな気合とは裏腹に当日は、なんと醸造所のあるフランケン地方ビュルクシュタット村は大雨。

 

急遽、セバスチャンさんの計らいでたくさんの写真を印刷、ご用意いただきました!

ご覧の通りすごい量です。

始まると簡単な質問に対してさえ答えがとてつもなく長い!

3分以上は、熱弁してくださり、通訳をしていた私のA4のメモも3分の2ほどは1度で埋まってしまうほどでした。

 

しかし、どれだけ聞いても興味は尽きませんでした。恐らくこれが、熱意のなせる業なのか・・・。

 

1時間半の予定が熱弁の末、まさかの3時間超え!

通訳の私も話しっぱなし・・・。

1時間半を超えたあたりから、疲れ日本語もドイツ語も呂律が回らず、言葉も出てきません。

高い位置に運ぶベルトコンベアの言葉が出ず、「あのくるくる回って動くやつ」というとんでもない和訳。

 

しかし、セバスチャンさんとの通話を終えた後の社員の声が「セバスチャンさんめっちゃ優しいしいい人!」「ワインもすごい!」「情報量も多くてよかった!」とすごくポジティブで明るい声が聞けました。

最若手の二人もそれぞれ得意な語学で直接質問してくれ、とてもセバスチャンさん自身も楽しかったと言ってくださいました。

 

会自体は、長くはなったものの今回の目標だった「社員とフュルストさんを繋げて人と現地の雰囲気とワインをしっかりと知ってもらう」という目的もしっかりと達成できたように思えました。

 

さて、次は私たちが皆さんにお伝えする番です!

 

かく言う私もワインの話となると長くなりがちですが、是非聞いていただけると幸いです。

今年からしっかりとフュルスト醸造所の良さを伝えて参ります!

近々では、8月にZOOMライヴを予定しております。

どうぞお楽しみに!