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ゲオルグ・ブロイヤー プロフィール

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Weingut Georg Breuer ゲオルグ・ブロイヤー醸造所



畑の位置: ラウエンタール村と、リューデスハイム村
栽培品種: リースリング 80%、ピノ・ノワール 11%、ピノ・グリ 7%  他

ほんの百年ほど昔。世界で最も高価とされていたワイン。それはボルドーでもブルゴーニュでもありませんでした。当時世界中で愛されてやまなかった、食事によく合う最高の辛口ワイン、それはドイツワインの聖地ラインガウのリースリング種を使った辛口白ワインであった史実。その復権に真剣に取り組んだのが、ゲオルグ・ブロイヤー醸造所前当主であるベルンハルト・ブロイヤーさん。2004年5月20日に急逝した氏の遺志は、 若き現当主テレーザ・ブロイヤーさんに見事に引き継がれ、「ドイツワインの復興」という壮大な夢は、
着実に実を結ぼうとしています。


画像提供:Wines of Germany


現当主テレーザ・ブロイヤーさん





現在32歳の女性当主(2016年現在)。父であり、前当主のベルンハルトさんの急逝から、
19歳で跡を継いで醸造所を切り盛りしています。
フレッシュで芯のあるワインは、ハツラツとして元気いっぱいのテレーザさんの性格が
反映されたような味わいです。
 

ゲオルグ・ブロイヤー その品質における哲学 (故ベルンハルト・ブロイヤー氏より)

「ゲオルグ・ブロイヤー」その名において造りだされるワインは我々自身で好んで飲まれるワインでなけ
ればなりません。すなわちその品質は私達の要求と一致し、全てのワインはその際立った個性の元、唯一無二のものであるといえます。私達のワインは力強くもエレガントな仕上がりとなっています。食事と合わせることを前提とし、そのほとんどを「辛口」及び「中辛口」に仕上げています。
栽培においては限界ぎりぎりまでぶどうを熟成させること、収穫の際厳しく選別することに最大限の注意を払っています。健全な粒を収穫することは良いワインを造る上で欠かせない条件です。その中でいわゆる果汁の糖度を重視するのではなく果実味豊かで、ボディがあり、酸味と甘味のバランスのとれたぶどうを収穫することに重きを置いています。収量よりも質に重きを置いているのは言うまでもありません。醸造の段階では極力手をかけず昔ながらの手法を踏襲しています。

リースリング4段階の格付け

ゲオルグ・ブロイヤーの最大の持ち味はなんと言ってもリースリング種を100%使用した力強い辛口ワイン。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は従来のドイツの複雑なワイン法に全くとらわれることなく独自の4つのカテゴリーにクラス分けしています。裏のラベルに小さく書かれたローマ数字がそのクラス分け。Ⅰ~Ⅳまであり、数字が少なくなるほどクラスが上がります。

 ベーシッククラス(Ⅳ)

・ソヴァージュ リースリースリング
ラインガウ全域の果汁を使用した、基本となるシリーズ。ステンレスタンクでの熟成。
ソヴァージュとはフランス語で「野生」を意味し、その名のとおり、野生的な果実味、
酸味、ミネラルが特徴。

 

村名入り(Ⅲ)

・エステート ラウエンタール

ラウエンタール村の果汁のみを使用したヴィラージュクラスにあたるワイン。ラウエンタール村の
モノポール、ノンネンベルク畑の果汁のみを使用しているが、特級畑と区別するため畑名の表示は
ありません。ステンレスタンク、および大樽での熟成。

 

セカンドラベル(Ⅱ)

・テラ・モントーサ

所有する4つの特級畑の果汁のブレンドで、醸造所のセカンドラベルにあたるワイン。
ワイン名はラテン語で急斜面を意味し、急斜面の畑のぶどうのみを使用していることを強調しています。
エチケットのデザインも急斜面の断面をイメージしています。大樽での熟成。

 

特級畑(Ⅰ)

・リューデスハイム ベルク・シュロスベルク
 ・ラウエンタール ノンネンベルク
・リューデスハイム ベルク・ロットラント
・リューデスハイム ベルク・ローゼンエック

醸造所の顔とも言える、特級畑名入りのワイン。リューデスハイムとラウエンタール、
2つの村に合計4つの特級畑を所有しており、それぞれの特徴がよく出たワイン造りを
心がけています。

 
 

所有する畑



ブロイヤー醸造所はリューデスハイム村(地図左側の赤い四角部分)に27ha、ラウエンタール村
(地図右側の四角部分)に6ha、合計33haの畑を所有しています。



リューデスハイム村の3つの特級畑



【Berg Rosenek】 ベルク・ローゼンエック


ブドウ畑では、畑の周囲にバラの花を植えることが多々あり、こちらの畑名もそちらに由来します。バラはブドウの樹より病害に弱く、畑に問題がおこると最初にバラの花が枯れるので、ブドウ栽培家の方々は病害対策を取ることが出来るからです。この畑の周囲には、そのバラの花が多く植わっており、その影響か、バラのような香りのするワインだといわれることもあります。他の畑より標高が高いため、酸のきれいな、最もエレガントなスタイルのワインが出来る畑になっています。

【Berg Rotland】ベルク・ロットラント



畑名は中世のドイツ語のRottenという単語から。英語では「the Clearing of the Area」となり、1074年にはすでに開墾されていたという記録もあります。赤土が混じった土壌で、一説には土が赤い(多くは酸化鉄が混じっているため)と、土地が熱の吸収効率が上がり、また地中の微生物の活動が活発になるという、利点があるそうです。そのためか、ブロイヤーさんのグラン・クリュの中では、最も果実味があり、トロピカルな雰囲気のワインが出来る畑です。

【Berg Schlossberg】ベルク・シュロスベルク

 

一番長期熟成タイプで、クオリティの高いワインを産み出す、フラッグシップとなる畑です。粘板岩や石英を多く含む土壌は、ワインに豊富なミネラル感を与えています。寒暖差のある気候に、熱吸収効率のよい急斜面、さらにはライン川からの反射光も手伝い、よく熟した果実感が特徴です。また硬質で鋼のようなミネラルと強靭な酸が、このワインに、何十年の時を越えて熟成していくポテンシャルを与えます。

毎年変わるアートラベルのワインとしても、シャトームートンの次に歴史が古く、
世界中で知られています。日本には毎年入荷しますが少量で、希少なワインと
なっています。




ラウエンタール村の特級畑




【Nonnenberg】ノンネンベルク


畑名は修道女の山の意で、かつては女性のための修道院の建物の麓に広がっていることから。1990年代、ベルンハルト・ブロイヤーさんが、国立醸造所より購入した単独所有の畑です。ライン川沿いより、少し内陸に入った、南東向きの畑で、リューデスハイムの畑より少し表土もあるため、柔らかな味わいで酸が非常にのびやかな、美しいワインに仕上がります。
2002年、VDPの地質調査の結果、畑がライン川より離れていたため、グラン・クリュの認定が受けられませんでした。当時VDPの会長だったベルンハルトさんは、その結果に異議を呈し、ゲオルグ・ブロイヤー醸造所がVDPから脱退するきっかけとなった、思い入れの強い畑です。

個性ある味わいの秘密

ブロイヤーさんのワインの最大の持ち味は引き締まったボディと強靭な酸。それは、ぶどうの種が茶色くなるまで生理的に完熟した状態でありつつ、過熟していない青いぶどうのみを粒単位で選別しているから。そのこだわりによって、ワインはしっかりとした果実味を持ちながらも重くない、独特の味わいを持つようになります。

 
醸造所

 
セラー


 
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