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スタッフブログ
2019/03/27

BB2019(ベッカー・バッカーズ2019)間もなく!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

みなさまこんにちは!

高橋と同様、花粉症+花粉皮膚炎というものにもかかってしまい、顔面タコ殴り状態の礒本です。

 

さて、先日北海道へ出張で行かせて頂いておりました。

北海道といえば、豊かな自然と素晴らしい食材の宝庫。飲食に携わる人間でなくてもワクワクするような土地ですね。

そんな北海道出張の最中、ワインの展示会で出会ったとあるフレンチのお店さんにランチを頂きにお邪魔してまいりました。いわゆる郊外型のレストランさんだったのですが、その出てくるお料理の素晴らしいこと!素材の活かし方が絶妙で、なんともいえぬ品に溢れたお味に感動しました♪
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食後にオーナーご夫妻から色々とお話を伺っていたのですが、意外や意外、フレンチやイタリアンといった欧風料理は、近年ようやく北海道に根付いてきたとのこと。

北海道は、その素材が『良すぎる』が故に、フレンチやイタリアンなどのスタイルがなかなか定着せず、発展しなかったそうです。なにせ素材がいいので下手に手を加える必要がないと。しかしそんな、ある意味特異な文化の中で『北海道の食材を上手く使えば、より良いフレンチ、イタリアンができるんだ』という情熱を持ち、奮闘した方々がいらっしゃったそうです。そんな業界のレジェンドが築いた礎のもとに今の北海道の欧風食文化は成り立っているんだと教えて頂きました。

 

素晴らしい方々との出会い、そして、素材だけでない北海道の食文化の一端に触れることができた、非常に有意義な出張となりました。

 

前置きが長くなりましたが、そんなオーナーご夫妻のお話を伺ってふと『ベッカー親子』のことを思い出しました。

甘口ワイン造りで大成功を収め、その跡継ぎとして将来を約束されていたベッカー・シニア。

しかし彼はシュヴァイゲン村のテロワールの可能性を信じ、世界に通用するピノ・ノワール造りに舵を切りました。もちろん周囲からは猛反対を受け、家からも勘当状態に。

『世界一エレガントなワインを造る』情熱により、現在は『ドイツのDRC』とまで称されるまでになりました。世界のピノ・ノワール地図を書き換えたといってもいいのではないでしょうか。『

個人的な話にはなりますが、ベッカーさんのワインとの出会いが、私自身のワイン人生を決定づけてくれたといっても過言ではありません。

 

そんな、ドイツ・ピノの礎を築いたベッカーワインをこの春、ヘレンベルガー・ホーフは全力でオススメいたします!

そうです、昨年からスタートした『Becker Bakers(ベッカー・バッカーズ)』を今年も開催いたします!ハウスメッセでも、『春のキツネ祭り』と名付けまして、本企画を盛り上げていきますよ♪

 

ベッカーワインといえばどうしてもピノ・ノワールがフィーチャーされがちですが、その他のワインも素晴らしいんです。納得の味に仕上がるまでリリースしないこだわりの泡、ピノに続く醸造所の看板にすべく今最も情熱を傾けるシャルドネ、そして世界の錚々たる造り手に勝るとも劣らない絶品ピノ・ノワールなどなど…。

『Becker Bakers』を通じて、ベッカーワインの『幅広さ、奥行き』を体感頂ければと思っております!

 

5月にはベッカー・ジュニア、フリッツさんの来日も控えています!

是非、みなさんでベッカーワインを盛り上げていきましょう!!

 

以上、サンダーバード車中より。溢れんばかりのベッカーワインを鞄に詰め込んだ礒本がお送りいたしました。

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ヘレンベルガー・ホーフ 礒本