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スタッフブログ
2021/06/03
遅霜の被害で思うこと。

今年の春にワイン産地のかなり広範囲で遅霜の害が発生しました。
暖かくなってきて新芽が出た後の急な冷え込みで、起こる現象です。
自然現象とは言え、せっかくの新芽がやられてしまうやりきれない被害です。
大きいところでは今年の収穫がまったく見通せない生産者もあるようです。
そんな中、畑で冷え込む時間帯に火を焚いて霜害を防ぐ施策も。
損害を補てんするための「遅霜保険」なるものもあるそうですよ。(高いけど)
全然レベルは違いますが、私の家庭菜園も今年は寒さ対策を講じました。
真冬に地面が凍って根にダメージをあたえないため
もみ殻で保温効果を高めます。(2月頃の玉ねぎ)
春先の冷え込みと強風から守るために植え付けた苗に(なす、トマト、ししとう)
有機肥料の袋で対処します。(4月初旬)
手間暇、惜しまないことが最高の実りを迎える最小条件。
その成果です。(5月末収穫)
失敗を重ねて、毎年改善。
仕事も同じですね。
丸 山