二日酔いといえば・・・
年末を迎え、通常ならば忘年会シーズンです。
今や、忘年会もオンラインで開催される会社もあるようで時代の変化を感じます。
1年でもお酒を口にする機会が一番多い時期に差し掛かっていますが、お酒を飲んだ翌日にいつも思い出すことがあります。
今回はその大田黒の切ない思い出のお話です。お付き合いください。
二日酔いになった時、「あーやってしまったな。」「うー、辛い」と後悔しますよね。
二日酔いを幾度となく乗り越えてきたいわば、二日酔いのプロとも呼べる皆さんは、きっとオリジナルの対処法を身に着けていることでしょう。
例えば、カレーを食べてウコン?を摂取、シジミや貝類の味噌汁でオルニチンを摂取、とにかくうどんを食べる、栄養ドリンクの類を飲むなど様々かと思います。
アルコールに弱い私が、初めて二日酔いを経験したのは忘れもしない23歳の夏でした。
当時、勤めていたビストロのシェフやスタッフと飲んで飲んで飲まれて飲んで、様々な失態を繰り広げた翌日のことでした。
頭痛と得も言われぬ気持ち悪さを引きずり、店に出るとシェフが顔を見るや否や、「二日酔いか?」と大笑い。
そこで初めてこれが二日酔いかと認識しました。
二日酔いが初めての当時の私は、どうしたら良くなるのか等知るはずもなく、シェフは私に、「二日酔いには、ひれ酒が効くんぞ!知らんのか?作ってやるから、とりあえず飲め!」と。
初二日酔いで純粋無垢だった私は、「ありがとうございます!」と気持ち悪さと頭痛を堪えながら、作ってくださった温かいひれ酒を「うわぁ・・・」と揮発するアルコールに少し抵抗を持ちながらも、ゆっくりと口にしました。
シェフに「どうや?よくなってきたか?」と聞かれ「なんだか少しよくなってきた気がします」ととりあえず応答。
しかし、人間不思議なもので本当に少し良くなってきた気がして気持ち悪い中何とか一日を終えました。
後々、人に「二日酔いにはひれ酒が効く」と言ったところ「そんなわけないやん!」と言われもしやただ面白がられていただけなのではと疑問に思いました。
今でもあのシェフは本気だったのかおちょくっていたのかはわかりません。
ことらのブログをご覧の方で「ひれ酒は二日酔いに効く」という意見をお持ちの方がいらっしゃったら是非大田黒に教えてください。
なんだか探偵ナイ〇スクープの依頼文のような内容でしたが、久々の二日酔いを味わいながら書いています。
ただ「初めての二日酔いでひれ酒を飲まされた」の一言で終わる内容をここまで読んでくださった皆様ありがとうございます!
そんな心優しい皆様に特別に二日酔いの私の年末おすすめワインをご紹介いたします!(笑)
実は、表記は甘口なのですが残糖分26.1g/lに酸が8.2g/lなのです。
何か言いたいかというとべたっとした甘さにはなりえない糖度に辛口リースリング並みの酸を持つワインなのです。口に入ると柔らかで少しふくらみのある甘みとしなやかな舌触りで、ドイツリースリングの専売特許でもある心地よい酸味が余韻を引き締めます。
ですので、飲んだ後は、すっきりと爽やかに感じます。
家庭でも幅広いお料理と活躍してくれること間違いなしです!
お正月の日本酒の脇にカスパーRもよろしければMIKEも是非おいてやってください。
二日酔いも酸味がすっきりと吹き飛ばしてくれるかも?!←嘘です。
というわけで今年もご愛読いただきありがとうございました。
来年もこちらのブログで私もしばしば登場いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、それではよいお年をお迎えください。
大田黒