クロイツベルク醸造所のピノ・ノワール

今週のヘレンベルガーいちおし!ワインは、かわいらしくもエレガント!
西ドイツ最北の冷涼地アール地方の秀逸なピノ・ノワール!
クロイツベルク醸造所のある村デルナウ
2016 クロイツベルク シュペートブルグンダー(写真:左)
参考価格:3,300円(税別)
2017 ノイエンアーラー シュペートブルグンダー(写真:右)
参考価格:5,000円(税別)
クロイツベルク醸造所
西ドイツ最北の小さなワイン産地アール地方にある醸造所クロイツベルク醸造所。
アール地方はその生産の85%を赤ワインが占めるドイツでは、珍しい産地です。
1953年に生産者組合からスタートし、独立した醸造所とシュトラウスヴィルトシャフト(醸造所直営の酒場)を立ち上げました。
アール地方では、多産的な生産をする造り手もいる中、近年傑出したピノ・ノワールを生産し、脚光を浴びる造り手が出現しています。その代表格がクロイツベルク醸造所です。 ドイツ最高の醸造所100にも選出されています。
クロイツベルク醸造所
渓谷の斜面に広がる畑の景観はとても綺麗で、現地の人々が度々、余暇を過ごしに来ます。
現当主ルードヴィッヒ・クロイツベルクさんとフランク・ヨステンさん
3億年以上前に形成された土壌「デヴォンシーファー」
古生代デヴォン紀に堆積された粘板岩が「デヴォンシーファー」
赤茶色がマーブル状に交じる粘板岩から、涼やかでミネラル感に富んだ味わいが生まれます。
最北の冷涼地アールで生産されるピノ・ノワールは、バーデンとは異なり
甘酸っぱくジューシーな果実感と、硬質なミネラルを感じます。
また、渓谷になっており、個々の畑で局所的気候が形成されやすく、寒暖差の生まれやすい産地です。クロイツベルクさんのワインには、気候の寒暖差もワインに見事に表現されています。
2016 Kreuzberg Spätburgunder
クロイツベルク シュペートブルグンダー
クロイツベルク醸造所のスタンダードクラス。
ドイツ産赤ワイン北限、アール地域。3億年以上前のデヴォン紀粘板岩土壌で育ったピノ・ノワールをドイツ伝統の1.000Lのオーク樽にて10か月熟成。イチジクを頬張るような果実味と酸味のあるジューシーなピノ。2016年はゴーミヨ誌で90点を獲得!!
2017 Neuenahrer Spätburgunder
ノイエンアーラー シュペートブルグンダー
醸造所の村名格。
ドイツ最北の赤ワインの産地、アール地域の中心地ノイエンアール村所有畑の優良区画のピノ・ノワールとノイエンアールのトップレンジの果汁も加え、2~4回使用の小樽で熟成。土壌はデヴォン紀粘板岩土壌と黄土からなる急斜面。力強くもエレガントな赤ワイン。
クロイツベルクさんとのインスタライブ決定!
9月19日(土)20:00スタート!
ヘレンと飲めへん? ドキドキドイツナイト!
今回はクロイツベルク醸造所のフランク・ヨステンさんとのインスタライブです! 美しいアールの景観を見ながら、綺麗なワインの秘密を聞いてみましょう!