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ドイツワイントピックス
2021/06/09
前回のドイツワイン法の改正を取り上げた記事は、 分かりやすいと思わぬ反響をいただき、 小躍りして喜んでいる大田黒です。
そんな私と宮本がベルンハルト・ フーバー醸造所のユリアンさんとお届けするZOOMライヴが
いよ いよ明日10日木曜(20:30~)に迫ってまいりました!
ユリアンさん自身も楽しみにしているとのことです。

5月の収穫仕立てのホワイトアスパラガス。 ヴァスマー醸造所にて。
まずドイツのアスパラの一般的な収穫時期は4月~ 6月頭くらいまでです。
この期間にドイツを訪れると飲食店では、 必ずと言って良いほどホワイトアスパラ(原語:Spagel- シュパーゲル)が
オンメニューされています。
さらに以下、 とあるワイン専門ページの記事のタイトルもこの有様です。
“Tataaaaa – die Zeit für Spargelwein ist gekommen!”
(ジャジャーン! アスパラの為のワインの季節がきたよ!)
なんともまぁハイテンションなこと。
人にここまでさせる食べ物が私たちの住む日本にあるでしょうか?
年間のドイツ人の1人当たりのアスパラ消費量は、1.7Kg。
比較的、高カロリーな食事が多い中、 アスパラは低カロリーで健康に良い! と考えているそうで
意外と健康を気に掛けるドイツ人も罪悪感なく 食べられるのが、また消費に拍車をかけているのでしょう。
一般的にボイルしたホワイトアスパラガスにオランデーズソース( 卵黄とすましバターのソース)
もしくはバターソースをかけていただくことが多いです。

※オランデーズソースとホワイトアスパラガス 。付け合わせはジャガイモとハムが定番。
いや、健康志向はどこに行った。 とつっこみを入れたくなりますが、これがやっぱり美味しいです。
やっと本題のワインですが、現地でホワイトアスパラと楽しまれて いることで有名なのはフランケンのジルヴァーナーです。
ジルヴァーナーは、 品種としてはニュートラルな品種で土地の個性がワインから感じや すい品種です。
特にフランケン地方では、 古くから定番の組み合わせになっています。
→弊社取り扱いのジルヴァーナーはこちら
もちろんジルヴァーナーだけではありません。
ホワイトアスパラガスとワインをテーマにしている記事では、 合わせるワインにはいくつかルールがあると提言しています。
まず、アルコール度数が高くないこと、 木樽のニュアンスがないこと、 そしてアロマティックな果実感が強すぎない白ワイン
であるという ことです。
つまり、
ドイツワイン最高!!
ということになります。
・・・遂に私も言ってしまいました。
何が言いたいかというと以上の条件に当てはまるワインがドイツに は多くあるのです。
とあるドイツ人のソムリエさん曰く、「 ホワイトアスパラガスにはシュウ酸が含まれているので
若干苦みを感じます。 このような食材とはリースリングのような溌剌とした酸味をもった 品種ではなく
比較的優しい酸を持ったニュートラルな品種が好相性 です」とおっしゃっていました。
なるほど。 酸にさえ気を付ければ大抵のドイツの辛口白ワインがいけるという ことですね!
そして気になる条件に当てはまるワインの中でもおすすめがこちら です!
(※上記で取り上げたジルヴァーナー以外で選んでいます。)
・トラウトワイン グラウアーブルグンダー

定番のオランデーズソース等も良いですが、 少し食感を残してあげてオレンジなどの柑橘と混ぜてサラダ仕立て にしてあげたりしても美味しくいただけそうです。
・ヴァスマー ヴァイサーブルグンダー

アスパラと言えばヴァスマーさんです。なんたって元々、 南ドイツ最大規模のホワイトアスパラガスの農家さんです。 アスパラと合わないワインを造るはずがない!
・J&G ハウスワイン グリューナー・ヴェルトリーナー

すっきりとしたグリューナー・ヴェルトリーナー。 これとホワイトアスパラで春を感じない人はいないでしょう!
ベーコンとじっくり炒めたものでもよさそうです。
※画像をクリックまたはタップするとワインの詳細ページに繋がります。
この3本でアスパラ三銃士と言っても良いのでは?! と思ってしまいます。
アスパラについて書いているうちにホワイトアスパラガスが食べた くなってきました。
かく言う私の頭もホワイトアスパラガスでいっぱいになりつつあり ます。
アスパラの時期も終盤を迎えてはいますが、 皆様も機会があれば是非お試しください!
今回は、 今ドイツで旬を迎えて賑わいを見せているホワイトアスパラガスに ついてお送りしました。
今後ドイツワイントピックスでは、皆様に題材を募集いたします。
ドイツ・オーストリアワイン関する事柄で「 これについて調べてほしい、知りたい」等ありましたら、
是非SNSコメント欄または、メッセージ等にご要望ください。
ご期待に沿えない場合もございますが、 メッセージお待ちしております。
いつもご一読くださりありがとうございます。
来月もお楽しみに。
第5回「ドイツ現地でホワイトアスパラガスと合わせているワイン」

そんな私と宮本がベルンハルト・
いよ
ユリアンさん自身も楽しみにしているとのことです。
是非ご覧ください!
→ZOOMライブの詳細はこちら
さて今回のドイツワイントピックスは、前回とは一転、かなーり気楽な内容となります。
前回のドイツワイントピックスの冒頭でも「今の時期のドイツ人の頭の中はホワイトアスパラガスのことでいっぱい」 と
触れましたが、今回はそのホワイトアスパラガスが現地で実際にどんなワインと楽しまれているのか
または推奨されているのかをテーマにしてお届けしたいと思います。
ということでこちらが第5回のテーマです。
「ドイツ現地でホワイトアスパラガスと合わせているワイン」
→ZOOMライブの詳細はこちら
さて今回のドイツワイントピックスは、前回とは一転、かなーり気楽な内容となります。
前回のドイツワイントピックスの冒頭でも「今の時期のドイツ人の頭の中はホワイトアスパラガスのことでいっぱい」
触れましたが、今回はそのホワイトアスパラガスが現地で実際にどんなワインと楽しまれているのか
または推奨されているのかをテーマにしてお届けしたいと思います。
ということでこちらが第5回のテーマです。
「ドイツ現地でホワイトアスパラガスと合わせているワイン」
5月の収穫仕立てのホワイトアスパラガス。
まずドイツのアスパラの一般的な収穫時期は4月~
この期間にドイツを訪れると飲食店では、
オンメニューされています。
さらに以下、
“Tataaaaa – die Zeit für Spargelwein ist gekommen!”
(ジャジャーン! アスパラの為のワインの季節がきたよ!)
なんともまぁハイテンションなこと。
人にここまでさせる食べ物が私たちの住む日本にあるでしょうか?
年間のドイツ人の1人当たりのアスパラ消費量は、1.7Kg。
比較的、高カロリーな食事が多い中、
意外と健康を気に掛けるドイツ人も罪悪感なく
一般的にボイルしたホワイトアスパラガスにオランデーズソース(

※オランデーズソースとホワイトアスパラガス 。付け合わせはジャガイモとハムが定番。
いや、健康志向はどこに行った。
やっと本題のワインですが、現地でホワイトアスパラと楽しまれて
ジルヴァーナーは、
特にフランケン地方では、
→弊社取り扱いのジルヴァーナーはこちら
もちろんジルヴァーナーだけではありません。
ホワイトアスパラガスとワインをテーマにしている記事では、
まず、アルコール度数が高くないこと、
であるという
つまり、
ドイツワイン最高!!
ということになります。
・・・遂に私も言ってしまいました。
(詳しくは弊社山野のYoutube をご覧ください)
何が言いたいかというと以上の条件に当てはまるワインがドイツに
とあるドイツ人のソムリエさん曰く、「
若干苦みを感じます。
比較的優しい酸を持ったニュートラルな品種が好相性
なるほど。
そして気になる条件に当てはまるワインの中でもおすすめがこちら
(※上記で取り上げたジルヴァーナー以外で選んでいます。)
・トラウトワイン グラウアーブルグンダー

定番のオランデーズソース等も良いですが、
・ヴァスマー ヴァイサーブルグンダー

アスパラと言えばヴァスマーさんです。なんたって元々、
・J&G ハウスワイン グリューナー・ヴェルトリーナー

すっきりとしたグリューナー・ヴェルトリーナー。
※画像をクリックまたはタップするとワインの詳細ページに繋がります。
この3本でアスパラ三銃士と言っても良いのでは?!
アスパラについて書いているうちにホワイトアスパラガスが食べた
アスパラの時期も終盤を迎えてはいますが、
今回は、
今後ドイツワイントピックスでは、皆様に題材を募集いたします。
ドイツ・オーストリアワイン関する事柄で「
ご期待に沿えない場合もございますが、
いつもご一読くださりありがとうございます。
来月もお楽しみに。