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2026/04/03

ヘレン園芸部 第2回

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
みなさんこんにちは。今週のブログ担当は営業の高橋です。
どうぞ最後までお付き合いください。


さて、いよいよ春到来でございます
わが社には新入社員が2名加わりました。

フレッシュな空気に包まれる若葉マークたちを観ていると、何か忘れていたものを取り戻したような清々しい気分になります。



ヘレン園芸部(部員1名)である私にとっては、新芽の季節は同時に雑草の季節の始まり。
私の園芸ライフを邪魔する雑草や昆虫たちと、休日のたびに戯れています。
全ては、ただただ大切に育てているお花たちに綺麗に咲いてもらうためでございます。


冬から春にかけてよく見かけるパンジーやヴィオラは、春の訪れで活発になり、人生の最後にでっかい花火をどかーんと打ち上げるかの如くもっともボーボーになります。

色彩がとにかく豊富で、最近は花びらが波打つフリルタイプやモコモコタイプもあり、園芸ファンを毎年飽きさせません。
私もすっかり魅了され、推し活にいくら捧げたことでしょうか。


園芸部としては、ご近所さんの玄関先に植えられているかわいいお花たちが気になって、各家庭の植木鉢をガン見しています。
不審者と何ら変わりありません。


あの色の組み合わせかわいいな・・・」

「寄せ植えのセンスが渋いな・・・」

「この家はとにかく毎年黄色が好きやな・・・」

と、舐め回すように拝見して日々勉強させていただいております。



どの家庭のお花も大切にされてとにかく幸せそうなのですが、今日はわが家の特別なヴィオラのことを自慢させてください。

わが家のヴィオラはそんじょそこらのモンとはわけが違います。
わが家のそれは、例えるならば、厳しい選抜戦を勝ち抜いたトップアイドルです。
かわいいヴィジュアルの中に秘めた芯の強さを持ち、いばらの道をも耐え抜いた生命力溢れる『ど根性ヴィオラ』なのです。



わが家の植木鉢の置き場フォーメーションには序列があります。
大きく分けると3段階のピラミッドに分類されます。

一番下の3軍が、旬が終わったり治療中であったり、その植物にとっていわゆるオフシーズンの待機チームです。
庭の一番隅っこにぎゅうぎゅうに寄せられて「いつか私も!」と首を長くして自分の出番を待っています。

2軍が、陰の立役者となってくれる助演女優的存在のベテランチーム。
私が手をかけなくても勝手に力強く咲いてくれ、花を咲かす期間が長いため3軍に落ちることなく、年中舞台を盛り上げてくれる頼れる存在です。

そして、そのピラミッドの頂点に立つのが、ヴィジュアルも人気も文句なし、今をときめく旬の選抜1軍チームです。
ここの枠の入れ替わりは激戦で、季節ごとにヴィジュアルの良いキャピキャピの若手が無邪気に次々と入ってくるので、いつまでもトップの座に君臨するのはまず不可能と言えます。

もそもこの枠に入ってくるのは、ずっと生き長らえるタイプではなく、その季節の一瞬だけに輝きを放ち、短い命で朽ちてしまう一年草がほとんどなのですが、わが家のど根性ヴィオラはピラミッドの頂点から一度は転落したのち、3軍よりもさらに『枠外』から出直し、そしてまた頂点に返り咲いた不死鳥なのです。



ど根性になる前のキャピキャピヴィオラは、2024年の秋にわが家にやってきました。
冬から春にかけて美しく咲き誇り命を全うしたかと思ったら、鳥や虫が運んだのか、それとも自身の意思でそれ行けと種をはじけ飛ばしたのか、1.5mほど離れた所にある『枠外』のミモザの樹の鉢に種が勝手に引っ越しをして、第2世代を発芽させました。


園芸部4-2m.jpg

ふつうは春を過ぎると毛虫に食べられたり暑さで弱って朽ちてしまうのですが、その第2世代はまるで避暑地で夏を快適に過ごすかの如く、ミモザの木陰で涼しい顔をしたまま2025年の酷暑にも負けずに成長していきました。

2026年真冬、あまりに気温が下がる日は霜よけカバーをするのですが、していない日に限って思わぬ冷え込みがあり、大切にしていたトップ選抜チームに霜の被害が出てしまい、私は悲しみに暮れていました。

しかしそのとき3軍に移植していたこのヴィオラは、同じ条件下にありながら、何かに守られていたかのように無傷で枯れることはありませんでした。


園芸部4-3m.jpg


そして迎えたこの春、かつての栄光を取り戻したかのように再度もりもりに美しい花を咲かせ、『ど根性ヴィオラ』へと進化し、トップ選抜チームへとついに返り咲きました。



どんな世界でもそうですが、「やる気のあるやつはどんどん前へ出ろ」です。

私は言わばアイドルプロデューサー。

この1軍チームの中でも実は最前列と二列目とひな壇があり、最前列のセンターは季節に2枠だけと決めています。
頂点から転落してもドサまわりで経験と信頼を積み、血へどを吐きながらまた返り咲いて、再度の勝利にこぶしを突き上げた勇敢なヴィオラには、最前列センターという最高のステージを与えてあげました。



今日も大きく美しく輝いている君が誇らしい・・・


果たして、ど根性ヴィオラは2026年夏を乗り切ることが出来るか否か。
た違った奇跡で私の心を震わせてくれるのか。

プロデューサーとしては、生命力とやる気のあるやつは楽しみでならない。



ヘレンベルガー・ホーフ 高橋
★ヘレン園芸部 第一回はこちら ←勝手にシリーズ化しようとしている




 

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