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ドイツワイントピックス
2021/08/11
今回のアール地方の災害について

こんにちは!
今月もドイツ・ オーストリアの情報を分かりやすくお届けするドイツワイントピッ クスの週がやってまいりました!
アール地方での洪水被害を受けたクロイツベルク醸造所への支援プ ロジェクトにご協力いただいた皆様改めて、 ありがとうございました。
現地でも、醸造所から寄付を募るためのワインを集めてその中からランダムに6本詰め合わせたセットを販売し、
その売り上げをすべて被災地へ届けるという活動がされているようです。ほとんどの醸造所がこれに賛同しているそうです。
我らがヴァスマー醸造所も、すでに1000本近くも寄付したそうです。
また、クランツ醸造所は、 いち早く寄付金を募るためのワインセットを組み販売。 フュルストさんは、 醸造所メンバー総出で畑仕事を引き受けたりと様々な形で支援をし ているようです。
いつもワインは人と人を深く繋げてくれるものだと思っていますが 、今回の件でよりそう感じるようになりました。
というわけで、今回のドイツワイントピックスは、 最近散々取り上げてきましたが、 クロイツベルクさんの様子もだんだんと分かってきましたので、
この18時間の間のルードヴィッヒさんはきっと心中穏やかではな かったはずです。
そんな事態の後の「醸造所は壊滅的だけど、 家族は無事です。」というお返事だったのでしょう。
ルードヴィッヒさんはその後、「 もし自分たちのワイナリーが単独でこのような状況に置かれていた としたら、“もういい。これまでだ。ワインを売る仕事を探そう。 ”と言っていたと思います。しかし、 災害から10日以上が経って疲れが出てきても、 各方面からの大きな支援が私たちの支えになっています。」と感謝 の意を表しています。

アール地方のワインの年間収益額は約41億円で今回の洪水で貯蔵 庫とセラーで被害に遭ったワインのみの損害は現時点で推定約64 億円に上るそうです。
幸いアール地方は、 渓谷の斜面に畑が位置している為多くの畑は無事だそうです。
しかし、 醸造所が多大な被害を受けていますのでワイン造りの再開にはまだ まだ手間、時間、お金が必要なことかと思います。
弊社のクロイツベルクさんのワインは、 皆様のご支援により早くも弊社倉庫からなくなってしまってはいま すが、ドイツワインに関係する一人としても会社としても、 引き続きアール地方を応援していきたいです。
弊社のクロイツベルクさんのワインに関わらずアール地方のワイン を見かけた際は、これを機に是非口にしてみてください。
アール地方のピノは、涼やかな印象で香りも広がり、 甘酸っぱさもあるエレガントな味わいで美味しいですよ!
今回の洪水の原因は、 例年にないほどの降雨量とアール地方の川幅に狭さが主な要因とさ れています。

今月もドイツ・
アール地方での洪水被害を受けたクロイツベルク醸造所への支援プ
現地でも、醸造所から寄付を募るためのワインを集めてその中からランダムに6本詰め合わせたセットを販売し、
その売り上げをすべて被災地へ届けるという活動がされているようです。ほとんどの醸造所がこれに賛同しているそうです。
我らがヴァスマー醸造所も、すでに1000本近くも寄付したそうです。
また、クランツ醸造所は、
いつもワインは人と人を深く繋げてくれるものだと思っていますが
というわけで、今回のドイツワイントピックスは、
今回のアール地方の災害について( クロイツベルクさんの状況を中心に)
まとめていきます。
災害を知った私たちヘレンベルガー・ホーフは、 クロイツベルクさんの無事を確認すべくメールを送りました。
しばらくして、「醸造所は壊滅的だけど、家族は無事です。」とお 返事をいただきました。
しかし、「この家族は無事です」 の裏では多大な心労が重なった後でした。
今回のアール地方の洪水が起こった日は7月14日の晩から7月1 5日未明にかけてです。
この夜、当主のルードヴィッヒ・ クロイツベルクさんは休暇で醸造所を離れていました。
しかし、醸造所には、自身の娘と娘さんのボーイフレンド、 ポーランドからの従業員2名がいたそうです。
事態を知ったルードヴィッヒさんは、当然娘さんに連絡。
連絡が取れた時、 すでに全員屋根の上に避難して座っているところでした。
夜中だったこともあり、蝋燭で明かりを確保していたようです。
電話の途中、娘さんが「ガスくさいから、蝋燭も消す」 と言った後、連絡が途絶え、再び連絡が取れたのは18時間後。
ようやく無事が確認できたようです。
災害を知った私たちヘレンベルガー・ホーフは、
しかし、「この家族は無事です」
今回のアール地方の洪水が起こった日は7月14日の晩から7月1
この夜、当主のルードヴィッヒ・
しかし、醸造所には、自身の娘と娘さんのボーイフレンド、
事態を知ったルードヴィッヒさんは、当然娘さんに連絡。
連絡が取れた時、
夜中だったこともあり、蝋燭で明かりを確保していたようです。
この18時間の間のルードヴィッヒさんはきっと心中穏やかではな
そんな事態の後の「醸造所は壊滅的だけど、
ルードヴィッヒさんはその後、「

アール地方のワインの年間収益額は約41億円で今回の洪水で貯蔵
幸いアール地方は、
しかし、
弊社のクロイツベルクさんのワインは、
弊社のクロイツベルクさんのワインに関わらずアール地方のワイン
アール地方のピノは、涼やかな印象で香りも広がり、
今回の洪水の原因は、

※2019年渡独時のアール川
現在もドイツの気候は非常に多雨で、全域でペロノスポラ(ベト病)の甚大な被害が懸念されています。
通常であれば、7~8月は収穫が前倒しにならない限り、醸造家にとってそこまで忙しい月ではないのですが各醸造家が、
ベト病対策に追われているようです。
なんだか、 順調でありながらも心配事が絶えない2021年ですが、 個人的にはこういった生産者さんが苦悩されるヴィンテージからど んな素晴らしいワインができるのか楽しみです!ワインは、 人のいろんな苦悩や努力や想いの詰まったものですので。
また次回のドイツワイントピックスもお楽しみに♪
引き続きテーマを募集しております。
現在もドイツの気候は非常に多雨で、全域でペロノスポラ(ベト病)の甚大な被害が懸念されています。
通常であれば、7~8月は収穫が前倒しにならない限り、醸造家にとってそこまで忙しい月ではないのですが各醸造家が、
ベト病対策に追われているようです。
なんだか、
また次回のドイツワイントピックスもお楽しみに♪
引き続きテーマを募集しております。
お気軽にご意見ください♪
8月は各地でまた緊急事態宣言や蔓延防止が発令されてしまいまし た。
ヘレンベルガー・ホーフでは、 そんな中お困りの飲食店様や酒販店様を対象としたセミナーを行っ ております。
お一人様からご希望いただけます。 講師もご指名可能です。
これを機会にご利用くださいませ。
詳しくはこちら:http://www. herrenberger-hof.co.jp/blog/ 2021/08/03/534
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