フュルスト初来日を終えて

皆さまこんにちは。

大田黒です。

ご存知の方も多いかと思いますが、自分の恩人でもあるフュルスト醸造所の当主のセバスチャン・フュルストさんが11月上旬に初めて来日していました。

セバスチャンさんは、ヘレンベルガーの社員の中で聖人級の優しさを持っている方とされています。

今回の来日でも、変わらず完璧主義。

説明に必要な写真を大きくプリントアウトして持ってきてくれていたり、飛行機の中で日本についての
ポッドキャストを聞いて日本でも振る舞いや、都市の情報などをインプットしてきていたりしました。

私が知る中で、ここまでのサービス精神をもつ方は初めてです。

東京から大阪に向かう新幹線では、私が席を間違えて進行方向左側に座ろうとすると
珍しく動揺しながら「マサ、左側に座ると富士山が見えないんだよね？」と不安そうに聞かれ、
正解である右側の予約席を指さして「こっちだった」というと嬉しそうによかった！と喜んでいました。

富士山が見えるのは今か今かと窓に食らいつき、見ることができた時の様子がこちら。

その後も満足そうにしていました。

元々日本料理が大好きなセバスチャンさんは、
お客さんやスタッフと話す時も訳半分が食べ物の話で、食べた感想を言い合ったりしていました。

ドイツに戻ってから、「来日して一緒にまわった結果はどうだった？」と
気にかけてくれるほど日本市場にも思いが強く持ってくださっています。

今回の来日で、セバスチャンと関わっていると
「日本で"一緒に"フュルストのワインを盛り上げていこう」という気持ちをすごく感じました。

フュルストで過ごさせていただいた1年もそうでしたが、
今回の来日も自分もお得意先に対してこうありたいとまた一つ学んだいい機会でした。

最後に何がいいたいかと言いますと、、、

フュルストワイン買ってください！笑

ということでみなさま忙しい時期かと存じますが、良い年末をお過ごしください。

大田黒