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スタッフブログ
2021/03/09
小分けにしてワインを楽しむ

「あれ、もうさくらベッカーの時期なんですね!この前案内したところだと思っていたのに」というやりとりを、複数のお得意先さんとさせていただきました。 この激動の1年、本当に過ぎるのが早かった気がします。それとも自分が年をとってきたからかな?と、ちょっとセンチメンタルな宮本が今週のブログ当番です。
それはさておき、実はアルコールに強くない私。次男も生まれててんやわんや、酔っぱらっている余裕はなく、さらに最近は特に健康に気を遣っているので、アルコールを飲む機会が減りました(試飲はしています)。
ワインをボトル1本飲むのは基本無理なので、かといって数日かけて飲むのも最近は特にハード。ということで、私は以前からワインを開けると、以下のように小ビンに分けて保存しています。

200mlのビン×2本を用意します。ちょっと大きめの100均に売っています(私のはセリアで購入したものです)。よく小さなビンの飲み切りのワインがスーパーに売っているので、そちらのビンを再利用してもいいんですが、何度も使用しているとキャップが劣化していきます。 繰り返し使用するのを前提にすると、ちゃんとビンとして売っているものがおすすめです! 最初使用する前にしっかり洗って2~3分煮沸しておいた方がいいでしょう。

ワインをビンにほんの少しだけ入れて、リンスします。ワインがもったいないので、1本目のビンのワインを2本目へ移しリンス→捨てます。こうすると、ビンにもし匂いが付いていても払拭することができます。

表面張力で溢れるくらいまで注いで、キャップを締めます。ちょっと溢れるくらいの方がおすすめ! 空気が入る余地がないので、劣化しづらいです。

ワイン名、抜栓日を記入。ビンは繰り返し使いたいので、すぐに剥がれるマスキングテープに記入して貼り付けます。
ワインセラーで保管背の高いビンではセラーに入らないので、200mlぐらいの少し太めのビンがおすすめです。
750mlのボトルを分けると、200ml+200ml+ボトルに残った350ml、ちょうど3等分とはいかないですが、いい感じの飲み切りサイズになります。
この状態で保管しておくと、ワインにもよりますが、1か月以上、抜栓してすぐの味わいが楽しめます♪
営業で持ち回りをする際もこの方法を使用すると、ロスがかなり少なくなります。太い絆で結ばれた生産者のワイン、劣化して捨ててしまうのは、あまりに心苦しいですからね。
※ワインの味を保証するものではありませんのでご了承ください
また、このようなビンをたくさん用意しておき、小分けのコレクションを増やしておくと、「白飲んでから赤飲もう!」というような、1回でいろいろなワインを楽しむことができるので、オススメです!!
ただ、この方法で味があまり保てない繊細な品種のワインもあります・・・
それが・・・

ブラウフレンキッシュ!
もともと果皮が厚く、しっかりタンニンを抽出しているワインであればそんなことはないと思うのですが、ヘレンベルガーが扱うブラウフレンキッシュはモリッツとハインリッヒ、どちらも果皮からの抽出を最低限に行った、とても繊細なタイプ。
揺らしながら何件も営業で持ち歩いたり、デキャンタしたりすると、急に機嫌が悪くなり、本来の繊細さが損なわれてしまいます。また、上記のような小分けにしても、本来のポテンシャルを維持できません。
持ち歩く場合は抜栓せず、なるべく揺らさないように。まだ若いワインはデキャンタせず、何日か前に静かに抜栓、少しだけ量を減らして空気と触れさせるようにするのがおすすめです。
ビンの中でしっかり熟成するポテンシャルのある品種ですが、荒く扱うとご機嫌斜め・・・。なんででしょうね?
繊細な品種ですが、できるワインは本当に極上!ピノ・ノワールとシラーの中間のような位置づけで、色気があり、柔らかでエレガント。世界中のトレンドになってもいいワインかと思っています。
イベントの告知や昨年末の思い出に残ったワインでも記載していましたが、昨年飲んだ一番衝撃的だったワインはハインリッヒさんの

ブラウフレンキッシュ ライタベルク 参考価格:¥6,000
でした。
還元がだいぶ消えたというのも加味しても、¥6,000という価格に対して、この色気、この果実味、この柔らかさ、このミネラル感、この余韻は素晴らしすぎます!!
この素晴らしさをぜひとも皆さんと共有したい!との思いで企画したのが、
第3回 ヘレンZOOMライヴ! ハインリッヒ 至高のブラウフレンキッシュ
ブラウフレンキッシュに命をかけるハインリッヒさんと生中継ライヴです!
3月17日(水) 20:30~21:30
イベントの詳細はこちら!
誰でも簡単に参加できるイベントですので、ぜひ最高にかっこいいハインリッヒさんの話を聞きながら、ブラウフレンキッシュの奥深さを感じていただければと思っております。
皆様のご参加、お待ちしております!!
宮本 駿
それはさておき、実はアルコールに強くない私。次男も生まれててんやわんや、酔っぱらっている余裕はなく、さらに最近は特に健康に気を遣っているので、アルコールを飲む機会が減りました(試飲はしています)。
ワインをボトル1本飲むのは基本無理なので、かといって数日かけて飲むのも最近は特にハード。ということで、私は以前からワインを開けると、以下のように小ビンに分けて保存しています。

200mlのビン×2本を用意します。ちょっと大きめの100均に売っています(私のはセリアで購入したものです)。よく小さなビンの飲み切りのワインがスーパーに売っているので、そちらのビンを再利用してもいいんですが、何度も使用しているとキャップが劣化していきます。 繰り返し使用するのを前提にすると、ちゃんとビンとして売っているものがおすすめです! 最初使用する前にしっかり洗って2~3分煮沸しておいた方がいいでしょう。

ワインをビンにほんの少しだけ入れて、リンスします。ワインがもったいないので、1本目のビンのワインを2本目へ移しリンス→捨てます。こうすると、ビンにもし匂いが付いていても払拭することができます。

表面張力で溢れるくらいまで注いで、キャップを締めます。ちょっと溢れるくらいの方がおすすめ! 空気が入る余地がないので、劣化しづらいです。

ワイン名、抜栓日を記入。ビンは繰り返し使いたいので、すぐに剥がれるマスキングテープに記入して貼り付けます。
ワインセラーで保管背の高いビンではセラーに入らないので、200mlぐらいの少し太めのビンがおすすめです。
750mlのボトルを分けると、200ml+200ml+ボトルに残った350ml、ちょうど3等分とはいかないですが、いい感じの飲み切りサイズになります。
この状態で保管しておくと、ワインにもよりますが、1か月以上、抜栓してすぐの味わいが楽しめます♪
営業で持ち回りをする際もこの方法を使用すると、ロスがかなり少なくなります。太い絆で結ばれた生産者のワイン、劣化して捨ててしまうのは、あまりに心苦しいですからね。
※ワインの味を保証するものではありませんのでご了承ください
また、このようなビンをたくさん用意しておき、小分けのコレクションを増やしておくと、「白飲んでから赤飲もう!」というような、1回でいろいろなワインを楽しむことができるので、オススメです!!
ただ、この方法で味があまり保てない繊細な品種のワインもあります・・・
それが・・・

ブラウフレンキッシュ!
もともと果皮が厚く、しっかりタンニンを抽出しているワインであればそんなことはないと思うのですが、ヘレンベルガーが扱うブラウフレンキッシュはモリッツとハインリッヒ、どちらも果皮からの抽出を最低限に行った、とても繊細なタイプ。
揺らしながら何件も営業で持ち歩いたり、デキャンタしたりすると、急に機嫌が悪くなり、本来の繊細さが損なわれてしまいます。また、上記のような小分けにしても、本来のポテンシャルを維持できません。
持ち歩く場合は抜栓せず、なるべく揺らさないように。まだ若いワインはデキャンタせず、何日か前に静かに抜栓、少しだけ量を減らして空気と触れさせるようにするのがおすすめです。
ビンの中でしっかり熟成するポテンシャルのある品種ですが、荒く扱うとご機嫌斜め・・・。なんででしょうね?
繊細な品種ですが、できるワインは本当に極上!ピノ・ノワールとシラーの中間のような位置づけで、色気があり、柔らかでエレガント。世界中のトレンドになってもいいワインかと思っています。
イベントの告知や昨年末の思い出に残ったワインでも記載していましたが、昨年飲んだ一番衝撃的だったワインはハインリッヒさんの

ブラウフレンキッシュ ライタベルク 参考価格:¥6,000
でした。
還元がだいぶ消えたというのも加味しても、¥6,000という価格に対して、この色気、この果実味、この柔らかさ、このミネラル感、この余韻は素晴らしすぎます!!
この素晴らしさをぜひとも皆さんと共有したい!との思いで企画したのが、
第3回 ヘレンZOOMライヴ! ハインリッヒ 至高のブラウフレンキッシュ
ブラウフレンキッシュに命をかけるハインリッヒさんと生中継ライヴです!
3月17日(水) 20:30~21:30
イベントの詳細はこちら!
誰でも簡単に参加できるイベントですので、ぜひ最高にかっこいいハインリッヒさんの話を聞きながら、ブラウフレンキッシュの奥深さを感じていただければと思っております。
皆様のご参加、お待ちしております!!
宮本 駿