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ドイツワイントピックス
2023/05/24

大田黒のドイツ滞在記vol.3~「意外と知らない?ワインの瓶詰め作業」~

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

到着した翌日から早速させていただいた仕事が瓶詰め作業です。

研修生のお天気娘アントニアに言わせるとこの瓶詰め作業が一年の中で一番しんどい仕事とのこと。

(個人的には、畑を耕すのもかなりの大変さだと思いますが・・・)

 

7時から夜19時半までちょこちょこ交代で休憩を取りながらずっと作業するのですが、17時半を回った頃から意識すら朦朧とするほど疲労困憊。

周りでも「あとどのくらい?」というやりとりが何度もされていました。

 

一ヶ月以上前になりますが、当時は時差ボケと戦いながらもう修行でした。笑

 

瓶詰めの作業の説明をざっとします。

 

左から順に人のいるポジションを番号で説明します。

 

パレットに積まれたボトルを逆さに瓶内洗浄機に刺していきます手が遅くなると思い切り水を被ってしまうことになる恐怖のポジション。これを荷解きしながらやるのはならないと厳しいです。肩と腰にダメージ。

 

洗浄を終えたボトルをコンベアに並べる役目。コンベアの瓶を切らすことなく絶え間なく並べます。

番が荷解きをする際は、少し配慮してペースを整えます。


両腕、背中に多大なダメージあり。

 

瓶詰め、打栓を終えたボトルを机に並べる作業。

基本的には片手に2本ずつ(醸造長のフローリアンさんはまさかの3本ずつ)持ってテーブルに並べます。打たれたばかりのコルクが膨らむのを待つためです。

こちらも腕と背中に多大なダメージ。

 

最後にテーブルのワインを同じく片手に2本ずつ取って綺麗にカゴに並べていきます。腕、腰、握力、全身に致命的な程のダメージ。

 

という基本最低4人が関わって瓶詰めをしていきます。

 

やはりワインを造る側には、途轍もない労力が費やされていますね。。

 

さぁ、実はたまたま今日もピノ・ブランとリースリングの瓶詰め。

しかも前回と違って人数が少ないため、交代なしで1日やります!

 

全身がボロボロになるはず。。

覚悟して頑張ってきます。