今月の思い入れワイン~バッハラッハー シュペートブルグンダー~

東日本営業担当の藤崎です。
なんと、今回Blog初デビューです。
たまーに登場することになりましたので、どうぞよろしくお願いします。
毎月第3週水曜日は思い入れワイン、ということなのですが、
今回は、最近飲んでおやおやっ!と思った、掘り出し物ワインをご紹介します。
ゆるゆると読んでいただけたら嬉しいです。
弊社のワインリストをくまなくチェックしていくと、
あらあら、だいぶ熟成してきていますね~、これは美味しくなってるんじゃないのかしら?というワインをたまに発見することがあります。
そんな感じでずっと気になっていたのがこちら!
生産者:ラッツェンベルガー/ 生産地:ドイツ・ミッテルライン
赤・ミディアムボディ 750ml 参考価格 : ¥4,000(本体)
ライン河上流の美しい世界遺産の地域、急斜面の葡萄畑が連なるバッハラッハ村にあるラッツェンベルガー醸造所のワインです。
ここで栽培しているのは、ほぼリースリングで、当主のヨハンさんのことを、私たちはリースリングの魔術師などと呼んでいます。
醸造所紹介はこちら↓
http://www.herrenberger-hof.co.jp/profile/profile_detail_ratzenberger.html
このワインは、本当に極少量のみ、地元のレストランのために造っているレアなピノです。
主にグランクリュの急斜面の畑、ヴォルフスヘーレとザンクトヨーストののピノを使用しているそうです。
畑の土壌は、水はけのよい粘板岩で、それも石灰岩土壌で造られることが多いピノ系品種としては、レアなポイントのひとつです。
本当にレアポイントがたくさんある上に、2014年というヴィンテージ、さらにお値段も含め、まさに、掘り出し物ワインだと思います。
飲んでみましたよ〜。
やっぱり、美味しかった!! 熟成もいい感じで、まさに飲み頃にさしかかっています。
柔らか〜い口当たりの中に、少し色気のある香り、いきいきとした果実味、硬質なミネラル
が感じられ、決して重くないのにきれいな長い余韻があります。
今後の熟成のポテンシャルも感じました。 思わずにっこり(^-^)
今回私がワインを選んだポイントは、もう一つ。
大好きな旬のタケノコのお料理とあわせて楽しみたい! ということです。
タケノコは日本のシュパーゲルと言っても過言ではないですよね。
作ってみたお料理はこれ。
「霜降り牛肉と平茸のサラダ仕立てと
タケノコのロースト、ハーブソースがけ」
やったね、ピッタリ合いましたよ!
時短料理なのですが・・
駅ビルやデパ地下によくあるサラダ惣菜屋さんで
牛肉のロースト霜降り平茸のロースト添え
というのを購入して、ベビーリーフとあえてサラダ仕立てに。
そこにタケノコを添えるのですが、
ゆでたけのこをオリーブオイルで熱し、
にんにくとパセリで香りを出しながら色よく焼いて、
ハーブソース(バジル、ローズマリー、パセリ、のみじん切りに
オリーブオイルひたひたにかけ、塩コショウ、レモン汁をまぜる)を
最後にタケノコにかけるという手抜き料理です。
それでも、ワインの美味しさも倍増し、大満足なひと時となりました♪
オイスターソースの風味も合いそうだなと思いました。
今ちょうど弊社では、バーチャルハウスメッセ 春 2021 と題し、
社員がそれぞれのテーマでワインをご紹介する動画を公開しています。
このバッハラッハー シュペートブルグンダー 2014は、
宮本 駿氏が【土壌で味わいがこんなに変わる!?ピノ・ノワールの多様性】というテーマでアカデミックにご紹介しています。
こちらもチェックしてくださいね↓
http://www.herrenberger-hof.co.jp/virtualmesse2021.html
みなさんも是非、いま飲み頃のバッハラッハー シュペートブルグンダー 2014と
このワインに合う素敵なレシピで 楽しいひと時をお過ごしください。
藤崎三恵子