HOME > ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸 > アウフタクト ソーヴィニャーグリ
新入荷・おすすめワイン情報
2022/09/07

アウフタクト ソーヴィニャーグリ

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
今月のおすすめワインは、近年洗練されて、どんどんおいしくなってきた、このワイン!
 


 
アウフタクト ソーヴィニャーグリ 2021
生産者:アプトホフ 品種:ソーヴィニャーグリ
参考価格:¥3,000(本体)
 
なかなか聞きなれないこのぶどうはPiwi(ピーヴィー)品種と言われるものです。カビ菌耐性品種で、ぶどうを栽培するにあたっての様々な薬剤を80%ほど減らせると言われています。その分、土壌に影響を及ぼすことなく畑を自然な状態に保つことができるというメリットもあります。
 
環境保護やオーガニックの観点からも注目を浴びていますが、近年の気候変動の影響で、多雨に見舞われ、ぶどうがカビ系の病気にかかりやすくなっていることもあり、急速に広まっているようです。
 
 
こちらのソーヴィニャーグリはカベルネソーヴィニヨンとブロナー(これもPiwi品種)の交配になります。
 
こちらのワインを造るアプトホフ醸造所はラインヘッセンの家族経営のワイナリーで、ドイツでのPiwi品種のパイオニアでもあります。
 
ユリアン・フーバーさんのお姉さんが嫁入りしたワイナリーです
(写真右から2番目)
 
2020年、コロナ禍直前にドイツに行った代表の山野が、アプトホフのワインがめっちゃおいしくなってる・・・! いや、ほんまにめっちゃうまいで!?」と言っており、直近のヴィンテージになるのを楽しみにしておりました。
 
実際、この1~2ヴィンテージのアプトホフのワインは本当に洗練されています!
 
こちらのソーヴィニャーグリも、柑橘類、ハーブ、ラムネのような香りと果実味と透明感のあるミネラル、爽やかな酸が備わっており、交配品種と思えないレベルの高さです
 
数年前までは、なかなか聞きなれない名前と、個性的な味わいでなかなか知名度が低かったPiwi品種ですが、前述のとおりのメリットに加え、品質の向上が目覚ましく、今後日本でも見かけることが多くなるのではないでしょうか。
 
ぜひドイツの新しい風を感じてみてください!