【お酒屋さんインタビュー】『ヘレンのワインがあるトコロ』vol.7 IMADEYAさん(千葉・東京・軽井沢・名古屋)
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「ヘレンのワインがあるトコロ」vol.7
弊社と深いお付き合いをいただいているお酒屋さんへ取材に行き、そのお店の魅力を日本全国に発信したい!という気持ちからスタートした企画です。
第7回目は、千葉に本店を構える、IMADEYA(いまでや) さん。銀座や軽井沢にも店舗展開しているお酒のセレクトショップです。素晴らしい品質の日本酒・焼酎、日本ワインを全国から取り揃え、輸入ワインも幅広く展開しています。信頼関係を築いた全国の酒蔵さんの特約店になっています。
「酒の魅力を今に伝え未来に繋ぐ商人となる」という企業理念にもある通り、お酒の本質的な価値を、若い世代にも広げていくことを掲げており、様々なイベントを企画。
今回インタビューにご協力いただいたのは、商品コミュニケーション本部の小倉爽椰(おぐらさや)さん。2024年5月、弊社主催のドイツのワイナリーを巡るツアーにご参加いただきました。
↑「ぶどうの樹3本のオーナー」でおなじみ、モーゼル・ケステン村のホルガーさんと
ツアーに同行した弊社スタッフ大田黒と桑原、そして関東営業・三井の3人で爽椰さんに会いに行ってまいりました!
ヘレンベルガー・ホーフが長年大変お世話になっているIMADEYAさんの魅力をお届けいたします。
取材:大田黒匡俊 三井明香 桑原結乃
編集:桑原結乃
↑今回の取材場所『IMADEYA TERRACE Kiyosumi-shirakawa』さん
IMADEYA 小倉爽椰さん
代表の小倉秀一さんの愛娘・爽椰さん。サッポロビールさんで修業後、2024年春にIMADEYAさんに入社。商品コミュニケーション本部所属。5月には大田黒、桑原とともにドイツワイナリーツアーへ。
勉強熱心で、真面目で、ムードメーカーで、気遣い屋さんで、優しくて、シゴデキ!な爽椰さん。ドイツツアー中も、桑原と大田黒によるドタバタな進行を、いつも冷静に判断して力を貸してくれました。本当にありがとうございました!
↑多忙な中、取材のお時間をつくっていただきました。
――ドイツワインのイメージを教えてください!
爽椰さん)バランスがいい!そもそも私は「ドイツ=甘口」という時代を知らないので、何の偏見もなく入りました。今回のドイツツアーに行って、ヘレンベルガーさんの取り扱いワインをしっかり飲んで、酸、ミネラルがもう素晴らしくって。「ああ、食事と合わせたくなるワインだ」と感動しました。もともと重たいワインが得意ではないので、ドイツワインはとても好みです。アルコール度数も高すぎず、「飲み続けられる!飽きない!」っていうイメージです。
↑ラインガウ、ブロイヤー醸造所にて。当主のテレーザさんのお話を聞きながら、真剣にメモをとる爽椰さん。
↑バーデン、トラウトワイン醸造所にて。土壌の匂いを嗅いでいます。
――爽椰さんにとって、ワインはどんな存在ですか?
爽椰さん)家族。小さいころから、いつも食卓にはお酒がありました。お酒とともに食事を楽しむのが我が家の日常。母がワインが大好きで、いつもペアリングを楽しんでいました。中学生・高校生の時は、グラスに入ったワインを、香りだけ嗅がせてもらってました。
↑爽椰さんのお母さまであり、IMADEYA専務取締役の小倉あづささんとのお写真。あづささんは「飲食と読書と和装を楽しみ、IMADEYAを考える時間を何よりもの生き甲斐としている」とのこと!
――どのようにワインを売っているのですか?
爽椰さん)うちは業務卸8割、リテール・ECが2割。売上比率でいうと日本酒33%、ワインも同じく33%です。業務店さんはアッパーなお店が多いですね。グランメゾン、星付き。既存のお客様へのアプローチと同時に、「常に新規開拓」しています。
――千葉からどのように東京へ広がっていったのですか?
爽椰さん)GINZA SIX(2017年4月OPEN)の出店がきっかけで広く知られるようになりました。IMADEYAの「看板」が出来た感じですね。これを機に広く都内をまわれるようになりました。
爽椰さん)あとはコロナ禍でひたすら営業にでたことが大きかったですね。世の中的にはお酒はタブーみたいな空気感でしたが、飲食店さんも危機感があった。社長が「今こそ動いてくれ」と。売り上げも3年目で戻って、4年目でV字回復しました。
――いまのお酒業界をどのように捉えていますか?
爽椰さん)やっぱり人口減少と、若い人のアルコール離れが課題ですよね。「お酒は人生を豊かにしてくれる」と私は思っているので、素晴らしいお酒がたくさんあるということを若い人たちに発信していきたいです。
↑フランケン、フュルスト醸造所にて。ツアーメンバーみんなで記念写真♪
↑ファルツ、リングスさんとのランチにて
――ドイツワイナリーツアー、楽しんでいただけましたか?
爽椰さん)超~楽しかった!ワイナリーのみんな、本当に優しかった!フレンドリーでした。しっかりワインを飲み始めてからは初めての海外ワイナリー研修だったので、純粋にとても勉強になりました。”生産者さんに直接会える。しかも現地で!”というのがとても嬉しかったです。その家族にも会えるのも良かった。お母さん、娘さんなどなど。
↑ファルツ、ベッカー醸造所にて。ベッカーさんの愛娘シャルロッテちゃんと。日本のアニメに興味があるシャルロッテちゃんに、パンダコパンダのステッカーをプレゼント。シャルロッテちゃん大喜び。
↑ベッカー名物”お姫様抱っこ”を体験。生産者さんとすぐに仲良くなれる爽椰さん!
↑IMADEYAさんマスコットキャラクター「IMADEYAマン」のお土産を渡す爽椰さん。しっかり営業!さすがです。
↑ファルツ、ライナー醸造所にて。積極的にコミュニケーションをとって親睦を深めていました!
↑ミッテルライン、ラッツェンベルガー醸造所にて。素敵なお土産に、当主ヨハンさんもニコニコでした。
――会社としての今後のビジョンを教えてください。
爽椰さん)酒屋のイメージを変えたい。「健全に働く」「男性の育休取得100%」を目指しています。「酒屋で働きたくない」というイメージを壊したいんです。「IMADEYAだから就職したい」と思ってもらえるような会社づくりをしていきます。新しい人材、業界の活性化。そして造り手、生産者さんにも還元していきたいです。良い循環を、良い輪をもっともっと広げていきたいです。
――個人としての今後のビジョンを教えてください。
爽椰さん)とりあえずがんばる!ワインの勉強ももっとがんばりたいので、WSETにも挑戦する予定です。とにかく若い人にお酒を広める活動をしたいです。
「いいお酒をもっと気軽に。」 素敵な言葉ですね。
この日、インタビュー後に『いまでや清澄白河店』さんへ移動しました。
お酒の販売&角打ち!という最高のお店。
美味しかったです日本ワイン! 角打ち最高ですね~
↑ベッカーワインが♪
――また一緒にドイツへ行きましょうね!!
爽椰さん)是非行きましょう!
IMADEYAさん、そして爽椰さん、いつも本当にありがとうございます!!今後ともヘレンベルガー・ホーフをよろしくお願いいたします!!
今回の取材場所
IMADEYA TERRACE Kiyosumi-shirakawa
住所
東京都江東区三好2-6-8
※イベントは不定期の開催です
※ショップではございませんのでご注意ください
IMADEYA 千葉-本店-
住所
260-0801 千葉市中央区仁戸名町714-4
Tel0570-015-111
営業時間
全日11:00〜19:00
定休日
毎週水曜(毎月最終週は11:00〜19:00まで営業)
IMADEYA NAGOYA SAKAE ∼AGING LABORATORY∼
住所
460-8430 愛知県名古屋市中区栄3丁目15−20 松坂屋 名古屋店 北館 B1F
Tel0570-015-111