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スタッフブログ
2021/10/15

独特!ワインの注文方法!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

皆様こんにちは!大田黒です。

ようやく秋の涼やかさを感じる気候になってきました。

秋は美味しいものがたくさんあり、秋刀魚なんて漢字を見るだけでお腹が空いてきて唾液が止まりません。まさにパブロフの犬状態です。

 

料理系ユーチューバーになりつつある弊社礒本に、美味しく食べさせてもらえるのを期待しつつ、よだれを垂らしながら今回のブログをお送りします。

 

今回は私が、北九州でワインバーの店長をしていた時のお話です。

 

お客様には、様々な方がいらっしゃいます。

もちろんワインの好みや注文の仕方も様々です。

私は、「ワインがわからない方や初めての方に少しでもワインを好きになるきっかけになりたい」と思ってカウンターに立っていました。ですので、どんな要望をされてもある程度対応したいと構えていました。

 

しかし、その中でも印象的な注文をご紹介します。

 

・「インワーのろーしー」

でました。業界用語的なやつです。

最初は、外国語かと思いました。こういうオーダーは、下手に聞き返すことができないので厄介です。聞き返すとその方に、なんだか滑った感が出してしまうためです。

自分の中で言葉を繰り返し、やっとわかりました。

 

・「背負い投げ系赤ワイン」

聞いたところ、激しい印象→酸?ボディ?渋み?→赤だから重ためが良いのだろうと思い提供すると、「もっと口の中が砂漠みたいになるやつがいい」と2杯目。

結局求める砂漠には対応できませんでした。

 

・「癒し系白」

お察しの通り甘口です。

普段、いろいろとお疲れなのでしょう。とにかく癒しをお求めですので包み込むような甘口を。

 

・「エヴァンゲリオンみたいな白ワイン」

これは参りました。その方からは、アニメなどを好むような話が出ていなかった為「名前のことですか?」と聞くとそうというので、もしやと思い「ゲヴュルツトラミネールですか?」と聞くと「そう!それそれ!エヴァンゲリオンみたいやろ」と。

いや、わかるかーい!と思うような注文でした。

この時ばかりは、自分が天才かと思いました。

 

 

・メニューをみて「グラッパちょうだい」

この方は、ショーパブで働かれているドラッグクイーンでした。

グラッパグラスに入れて提供すると、「うわぁ、強いお酒ね~あなた激しいわね。」とおっしゃるので、「もしかしてグラッパをご存知ありませんでしたか?」と聞き返しました。

「なんか響きがいいから頼んだの。でも私こういうの好きよ。だってグラスの形も××××~」とグラスをなでなで。

※グラスの形はネットで検索ください。

 

まだまだたくさんありますがこの辺でおしまいです。

私の短い経験則ですが、こういったオーダーをされる方は決まって優しく常識的な方が多いです。楽しくいい経験でした。

 

他にお客さんがいないタイミングで特別に対応していたご家族の娘さんがおじいちゃんと一緒のワイングラスで飲むぶどうジュースが楽しみで来てくれて毎年手書きの年賀状を送ってくれたり、一人でずっと通っていただいていた方が他のお客さんと結婚されたり、こんな私に生まれたお子さんを見せに来てくださったり、「あなたのおかげでワインを好きになりました」といってくださったりと自慢できる思い出がたくさんあります。

 

そんな飲食業がまた、コロナ禍に負けずしっかりと力を取り戻してくれることを願っています。

 

 

余談ですが、今年の夏には働いていたお店の目の前のお花屋さんでまさかのものが売っていました。しかもセットで。

 

 

いろいろな方がいて、いろいろなものがあって世の中面白いですね~。

こんな中ですがこの秋も楽しみましょう。