新入荷・おすすめワイン情報
2021/12/29

2021年 心に残った感動ワイン

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
いよいよ本日が営業最終日。
そして年内最後のLINEの配信日でもありますが、
トピック不足ですので昨年に引き続き、HP、SNS担当の宮本が
今年心に残った感動ワインをいくつか挙げようと思います。
 



クリンゲンベルガー シュペートブルグンダー  2018
参考価格:¥10,000(本体)
 
今年はなんといってもフュルストワインの年でした。コロナ禍の中とは言えども、ドイツトップ生産者なのに全然ブランディングできていなかったので、社員向けセミナー、ZOOMライヴ、そして試飲会での特集を経て、多くの方にフュルストさんの素晴らしさを知っていただくことができました。おかげさまで、12月の時点でフュルストの赤の在庫がベーシッククラス以外ほとんどなくなってしまうという状況に・・・(12月末に入荷しました!)
そんなフュルストさんの赤ワインの中でも、一番心に刺さったのがこのワイン。テラス状の畑で温暖、果実もしっかり熟していて、若いヴィンテージながらも、グラスに鼻を近づけるだけでゾクゾクするような香りが楽しめます。12月末の入荷で、この畑のグランクリュ区画のワイン、シュロスベルクも入っていますので、今から飲むのが楽しみです♪
※2018年は完売、現行は2019年です
 

 
デアクライネフリッツ リースリング 2019
参考価格:¥2,700(本体) ※欠品中
 
ベッカーさんが友人のぶどうを買い付けて造っている新しいブランド。3月頃に入荷し、あっという間に完売しました。ベッカーブランドが土地の味わいにフォーカスした、シリアスな味わいなのに対し、Easy to drinkを掲げて、果実味重視の味わいに仕上げています。同じ地域のリースリングなのにこんなに、こんなに上手に差別化できるものかと感動しました。現地でも大人気のこのワイン、2022年夏ごろに入荷予定です!
 



カスパーアール リースリング 2018
参考価格:¥2,800(本体)

残糖分28g/l という、やや甘口ぐらいのリースリング。個人的にはやや辛口の方が売りやすいと、同じ価格帯の「バッハラッハー リースリング ファインヘルプ」ばかりオススメしていましたが、秋の試飲会の際に改めて飲んでみたところ、この残糖分がなんとも絶妙! ラッツェンベルガーさんのワインに共通する、豊富な果実味と複雑味のあるミネラル感に、やさしい甘みがプラスされ、最高のハーモニーを醸し出してくれます。 「甘口は苦手」「糖分は残っていない方がいい」とおっしゃる皆さん全員に飲んでいただきたいワインです。この残糖感にハマること間違いなしです!
 


リートウルム ニュスベルク ウィーナー ゲミシュターサッツ 2018
参考価格:¥5,800(本体)

ヴィーニンガーさんのフラッグシップワイン。9種類のぶどうの混植混醸。こちらのワイン、テイスティンググラスでさらっと飲んだだけではなかなか良さは伝わりません。大き目のグラスで、15分~20分ほどかけて飲むと、目まぐるしい味わいの変化と深みに驚くと思います。現行の2018年ヴィンテージはとても暑かったにも関わらず、スマート。そのスマートなボディに力強い芯があり、エネルギーに満ちています。今年何度も飲む機会がありましたが、何度飲んでも最高のバランスに大満足です♪




マルターディンガー ビーネンベルク ヴァイサーブルグンダー H 2019
 
おなじみの、フーバーバリッククラブ白のワイン。2018年があまりにも完成度が高く、わかりやすい味わいだったために、内心、2019年はどうなんだろうか?と思っていましたが、想像を軽く超えてきました。2018年より研ぎ澄まされ、より赤い石灰岩土壌のミネラルが顕著に、樽のトーンはエレガントに、酸が尖りすぎず丸すぎず・・・。 現状に満足せず、日々精進を重ねるユリアンさんの努力がひしひしと感じられます。 まさにユリアンさんだからこそできるワインでしょう。
 
 
以上、皆様には今年、心に残るワインとの出会いはありましたでしょうか? 来年も素晴らしいワインとの出会いに期待し、そしてまた来年末に1年を思い返しながらこの記事がかけることを楽しみにしています♪