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新入荷・おすすめワイン情報
2022/08/02

ミュンスターラー ラインベルク リースリング カビネット

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
今月のおすすめワインは、白桃のようなナーエの爽やかリースリング!
 



ミュンスターラー ラインベルク リースリング カビネット 2017
参考価格:¥3,400(本体)
 
モーゼルやラインガウのリースリングはブランドが確立されていますが、ナーエのリースリングって??
 
 
地図の黄色の地域、ラインガウの南西にあたります
 
 

 
ラインガウのブロイヤーさんの畑から見たナーエ川とライン川の合流地点。
ナーエ川を境に右がナーエ、左がラインヘッセンとなります。
 


ナーエは13生産地の中で7番目に大きな産地(4225ha)で、そんなに大きくないエリアに様々な土壌があって、学術的に180もあると言われており、「ドイツの試飲場」とも言われています。
上記の地図で、黄緑色が畑、濃い緑色が特急畑です。ブルゴーニュのように、道を隔てたらすぐに違う土壌の畑・・・というような多様性を持っています。
 
北の方の、黄色の点がクルーガー・ルンプ醸造所、赤で囲ったところが今回のワインの畑、ラインベルクになります。こちらの畑はラインガウにかなり近い位置づけで、土壌構成もラインガウと非常によく似ており、珪岩、一部粘板岩の風化土壌です。
 


ラインベルク畑。 斜面の頂上から北側を見れば、ラインガウの急斜面を見ることができます。
 


クルーガー・ルンプ醸造所の三男ゲオルグさん(左)、次男フィリップさん(中央)、父シュテファンさん(右)
 
こちらのラインベルクのリースリング、ラインガウの土壌に酷似していることもあり、とてもクラシックながらも洗練されたミネラリーなワインです。実味は白桃のよう、残糖分は52g/lありますが、酸が9.7g/lもあるので、とっても爽やか♪ 2017年ヴィンテージということもあり、味わいも開いてきており、やや甘口ワインってこんなにおいしかったんだ!!」と気づかせてくれます。
 
これがもしブランド力のあるラインガウのワインだったら、もっと高額になっているはず・・・。 一流生産者のワインでありながらも、ナーエだからこそのコストパフォーマンスを持つワイン、ぜひ一度お試しください♪