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社長コラム
2017/12/21

【12月 読んで得する社長メルマガ㉓】ダンケシェーン!!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

ドイツワインが大好きなみなさまへ

 いつも大変お世話になっております。
今回は久しぶりに大阪の事務所からお届けいたします。

本日やっとご予約いただいておりました
フーバー バリッククラブ 赤 マグナムボトルの
出荷をほぼ完了いたしました。もうお手元に
届いていらっしゃるかたもおられるかと思います。
14年は新当主ユリアンさんの初めてのヴィンテージ。
どうぞご期待くださいませ。

今年も残りあと1週間ほどですね。いろいろなことがありましたが、
なんといってもフーバーさん30周年の年。
「フーバー、フーバー」と1年間言い続けてきました。

みなさまのお陰で、実りある1年となりました。
曜日に関係なく、Night Huberを今年は開催しましたが、数えてみると
今年なんと40回も開催しております。
週一ペースですね。ユリアンさん本当にありがとう!

先日は名古屋にてなんと15L紅白ボトル、合わせて30Lを飲み干す
なんてことも行いました。

お陰様でフーバーさんのシュペートブルグンダーの人気は着実に
広まってきています。4つのVDP指定・グランクリュ・ピノノワールですが、
現在弊社在庫は、現行ヴィンテージ2014年を残すのみ。
畑によっては品切れになっているものまであります。

2004年から4つの畑名に分けて造られたこのグランクリュシリーズ

 シュペートブルグンダー《R》 ~レゼルヴァ~。

毎年毎年、6本入りの木箱が積みあがっていき、正直なところ
「いつ売れるんやろうか?」と不安な日々を
送っていたのがうそのようです。

SNSに投稿しておいてこんなことを書くのもなんなのですが、
私はやはりその場その場に居合わせた人に全力を注いでいます。

 まだドイツから帰ってきて間もないころ、東京・銀座の百貨店さんでの
雑誌「ハナコ」さんとの共催イベントにてセミナーを開催したところ、
来ていただいたお客様はたったの一人でした。

確かぶどう栽培の1年についてお話ししたかと思います。
本当にお一人だったのですが、全力でセミナーを行い、
最後は横に座って一緒に飲んでいる感じでした。

後日「お食事でもみんなでごいっしょに」と誘われたのですが、
その当時は1人で東京を動き回っていたため、まったく余裕もなく
そのままになってしまいました。あの方はいまいずこにおられるのやら。

同じご飯を食べ、ワインを飲み、素敵な時間を共有するというのは、
私たちにとってとても大事なことです。そうすることでしか得ることの
できない感動があるものです。

イベントやセミナーを今年もNight Huberに限らず、数多く行いました。
かれこれ千人以上の方の前でお話しさせていただいたでしょうか。
10年つづければ1万人、20年で2万人。そんなことを繰り返せばきっと
世界が変わると信じて伝え続けています。

 リースリングの伝道師と言われる、ドクター・ローゼン醸造所の
当主エルンスト・ローゼンさんは「ワインをちゃんと語るには10年かかる」と
言っていました。

 私の働いていたゲオルグ・ブロイヤーの前当主ベルンハルト・ブロイヤーさんは
「辛口リースリングをドイツに広めるのに15年を要した」と言っていました。

浸透するには途方もない時間と労力がかかるものですが、あとで振り返ると
きっとそれは報われるのだと思います。

来年もまた引き続きみなさまに、様々な機会でお会いできるかと思います。
その時間がより素敵なものになるよう、私自身ももっともっと公私ともに
充実したものになるよう努力していきます。

最後にまたこんなに長いブログを読んでいただいた方に情報です。
ヘレンベルガー・ホーフでは毎年年末に「ダンケシェーンフェア」と題して
素敵なご案内を全国の酒販店様にお届けしております。

25日から配信予定です。どうぞご期待くださいませ。

それではみなさま、素敵な年末年始をお過ごしください。

山野 高弘でした。