リースリング、ピノノワールから醸造される
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社長コラム
2019/02/23

2月23日(土)【2月 読んで得する社長メルマガ No.36】

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

2月23日(土)【2月 読んで得する社長メルマガ No.36】

 

東京からの帰りの新幹線より。
ようやく寒さも和らいできましたね。皆様元気にお過ごしでしょうか。

2月はドイツよりユリアン フーバーさん、オーストリアよりハインリッヒご夫妻を
お迎えして久しぶりに電車に乗る機会が増えました。

少し前ですが、宮本の報告にある通り私が愛してやまないブロイヤーさんがゴーミヨにて
最高評価を得ることができました。2004年にお父さんを早くに亡くしてから実に14年。
引き継いだテレーザさんの努力は本当に涙ぐましいものでした。

 19歳にして引き継ぐことになった彼女ですが、そこからワインのスタイルは
大きく変えていません。ワインの種類もほとんど不動です。父親が築いた世界をさらに
毎年研ぎ澄ませていくような、そんな印象です。

 一方、バーデンのフーバー醸造所を引き継いだユリアンさんは違います。
シャルドネ以外の多くの白ぶどう品種を止め、赤ワインに関しても今までの基本となるシリーズの
生産を止めています。

一見すると父の遺志をそのまま継いだテレーザさんと新しいことに取り組んでいる
ユリアンさんのように映ります。しかしながら彼らの目線は共通のように思うのです。
もっとはるか先をみているような。

 ともすると私たちは目の前の仕事ばかりにとらわれて、その日すまさないといけないこと、
その日の糧にどうしても目が行きがちです。ワインに携わる彼らの時計はもっとゆったりと
進んでいるようです。自分の代だけでなく、何代も先のことまで。

 すでに伝統が根差していたラインガウにおいてリースリング以外のものに目を向ける
必要のないテレーザさんとまだまだ今のスタイルになって歴史も浅いバーデンではやることが
変わってくるのでしょう。

 将来的にはシャルドネとピノ・ノワールだけにすると決めたのはユリアンさんと亡きベルンハルトさん。
大きな決断を着実に現実にしているユリアンさんは素敵です。

そんな彼の変革の過程の中で生まれたのがユリアンさんの新シリーズ

2016 Malterdinger Weisserburgunder & Chardonnay
マルターディンガー ヴァイサーブルグンダー&シャルドネ 

樹齢40年のヴァイサーブルグンダー6割と樹齢20年までのシャルドネ4割。
将来的にはここ2、3年で植えたシャルドネが収穫可能となり、
どんどんシャルドネの比率が上がってくるとのこと。

秋に冷え込んだ冷涼ヴィンテージ2016年、ユリアンらしい繊細さが遺憾なく
発揮されている新シリーズ。ぜひ一度お試しあれ。お値段は6000円です。

私も「オクセロアもうぬいたで」って言われた時には「ちょっとあんた、事前にいうて~や」と
思ったりもしましたが、そんな私の小さな不満を一層するような素晴らしい味わいです。

この29歳の若者が私たちをまだ見ぬ高みに連れて行ってくれるかもしれない。
そんなことを信じさせてくれるような深みに満ちた味わいでした。

全国各地でシャルドネ愛を語ったユリアンさんですが、
全国のお客様から異口同音に
「ヴァイサーブルグンダーを抜かんといて」という意見が多数ありました。
最後まで読んでいただいたみなさまご安心ください。
弊社所有の特別区画、毎年募集している「バリッククラブ」の
区画に関しては絶対に抜かないと固く約束してもらいました。

なんとこの愛すべき品種が単一で使われたワインが飲めるのは
もう日本だけとなりました。みなさんぜひこの幸せを共有ください。

バリッククラブ、募集はもうまもなく開始します。
今年はユリアンさんのたってのお願いを聞き入れて、
18か月以上酵母とともに寝かせた毎年よりもさらに特別な
ヴァイサーブルグンダーをお届けいたします。
どうぞご期待くださいませ。

以上、山野 高弘でした。