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スタッフの思い入れワイン
2021/02/17

今月の思い入れのワイン「マルターディンガー シュペートブルグンダー」

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
このコロナの影響を受け、昨年3月から続けていた情報発信ですが、
今月から更にパワーアップしています!
 
1週目 今月のおすすめワイン
今まで週1でおすすめしていたワインを月1配信します。

2週目 ドイツワイントピックス
ドイツ語ペラペラの大田黒が、ドイツ現地の最新情報を配信します。

3週目 スタッフ思い入れのワイン
個性豊かな営業スタッフが選ぶこの1本を、思い入れや思い出とともに語ります。

4週目 毎月フーバー
ヘレンベルガーのフーバー隊長である高橋が、毎月違った切り口でフーバーワインのオススメをさせていただきます。
 
そうです、3週目は弊社スタッフの思い入れのワインをご紹介!
こちらは個性豊かな営業スタッフが選ぶこの1本を、
思い入れや思い出とともに語ります。
 
 「思い入れワイン」とは、やはり個人的に思い入れのあるワイン。
例えそれが有名でなくても、個人的に特別な意味を持つワインだと思います。
 
最初のトップバッターは、
ヘレンベルガー・ホーフ一番の若手、稲毛田がお届けいたします。
 
こちらのワインと出会ったのは、2年前の4月1日、
忘れもしない、ヘレンベルガー・ホーフ入社当日でした。
 
この日は会社の第38期が始まる初日の月曜日でもあり、
私の入社祝いということも兼ねて、
終業後に会社の事務所でお酒を交えた会がありました。
 
元々私はお酒は好きでしたが、
ワインに対しての知識や興味も殆ど無く、
日常でワインを飲むことはありませんでした。
 
更には、自分の好みなども全く分からなかったので、
実はヘレンベルガー・ホーフの取り扱うワインを飲んだことが無かっのです。
 
 
そんな中、会の赤ワイン1本目で出たワインが、
今回の思い入れワイン。
 
「マルターディンガー シュペートブルグンダー」
            参考価格:¥5,000

 
樹齢20年前後のピノ・ノワールを使用。
何度か使用した小樽(225L)で12ヶ月以上熟成。
際立った上質な酸と複雑な香りの構成要素。
究極に洗練された、間違いなくトップレベルのピノ・ノワールです
ワイングラスで香りを嗅ぎ、
口に含み、そして飲む。  
 
「なんだ、この香りといい、綺麗な味わいは。
 そして何よりうますぎる。
 ・・・ワインってこんなに違うのか。」  
 
 
当時は国や産地、ブドウの品種なども知らず、
ワインはただのお酒の一つの種類としての認識でしかありませんでした。
この値段帯のワインを飲んだこともなく、
ましてや品種や生産者のこと、何も情報がない状態で飲んだワインでしたが、
あまりの美味しさに衝撃が走ったのを覚えています。
 
この柔らかな樽の香り。
ピノの繊細さと凝縮感、上品な果実味と酸味。
そして、何よりこのフーバーさんらしい力強さ。
 
ピノに命を懸ける、ユリアン・フーバーさんが造るスタンダードワインですが、
 
ドイツ最高峰の可能性を感じる、本当に素晴らしい1本だと思います。
 
 
合わせるお料理は、ステーキや焼鳥、鴨肉などお肉料理、
淡泊な魚介系との組み合わせは勿論ですが、
個人的に最高の組み合わせなのは、このネギトロマルターディンガー」
 


(私が撮影、編集を行いましたので、是非見てください!)
 
こちらの動画、東京 六本木の割烹小田島さんにて撮影を行い、同伴させていただきました。
ネギトロに柚子の皮と梅肉、お醤油を少々加えて和えるだけという、手軽に出来る料理。
一見シンプルそうなのに、ワインを知っている"プロ"じゃなければ成し得ない構成。
 
このマルターディンガー × プロの料理人の技」。本当に衝撃でした。
 
マルターディンガーの全ての構成要素を引き出し、
お料理とワイン、双方の全ての歯車が合うかのような感覚。
ワインと食事を合わせるということっていうのはこういうことなのかと、初めて身に染みて感じた瞬間でした。
 
ドイツのピノ・ノワールを味わいたい皆様、
是非ともこのマルターディンガーを一度飲んでみてください。
時間をかけてより熟成させると、もっともっと美味しくなります。
 
勿論、今の状態でも十分飲み頃ですが、
数年から数十年寝かせて飲んでいただくと、
より一層、この「思い入れワイン」の良さを改めて感じることが出来るはずです。
 
ですが、ドイツの赤ワインというのは、
「まだまだ日本では殆ど知られていない」のが現状
 
先日友達にワインを頼まれましたが、
「ドイツなら白だから、白ワインを送って!」と言われてしまいました。
 
どさくさに紛れて赤ワインを送ったら、
赤ワインすごい美味しいじゃん!と電話で連絡があり、
やっぱり飲んで貰えたら分かるんだよな。と思った嬉しい瞬間でした。
 
このフーバーさんのワインを筆頭に、
まだドイツの赤ワインを知らない、飲んだことがない方々に、
この感動を味わって貰いたい。
 
そんな思いで日本全国での「ドイツワインの再興」に向けて、
日々精進していきます!
 
ヘレンベルガー・ホーフ 稲毛田