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社長コラム
2017/08/18

8月【読んで得する社長メルマガ⑲】     I love the Philippines!!

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

ドイツワインが大好きなみなさまへ

東京帰りの新幹線より。

みなさま、お盆はいかがお過ごしだったでしょうか?
私はかねてからやりたかったことが2つもでき、とっても充実していました。

私たちの会社にはリフレッシュ休暇制度というものがあり、
1年に1回、5連休を取得できます。私はお盆休みともひっかけてフィリピンに
行ってきました。なんと10連休!!これも皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。

私の最近のやりたかったことの1つに
「ワインを買わなくていい国に行きたい!」というのがありました。
お陰様で国内外を行ったりきたりする毎日ですが、どうしても
ワインのことから離れません。

今回は思い切ってのフィリピン行き。
さらは、もう1つ私が最近力を入れている
「英語をビジネスレベルにする!」という野望までかなえてくれました。
まさに一石二鳥。

フィリピンの首都マニアから北西へ路線バスやタクシーを乗り継いで4時間弱。
スービックという港町に行ってきたのですが、そこにはなんと英語の語学学校があるのです。

 私は結局、4日間しか通うことができませんでしたが、
毎日5時間、ビジネス英語に特化した授業をマンツーマンで受けることができました。 

「同僚のやっている仕事をお客様に紹介しなさい」とか
「来週一週間、毎日3件の訪問約束を電話でしなさい」など
かなり実践的なものでした。先生も悪乗りしていじわるな
応対をしてきたりなどして本当に勉強になり、わずか畳二畳分ぐらいの個室での
1時間の授業は毎回あっという間に終わりました。

久しぶりに全身の細胞が活性化するような刺激に満ちた4日間でした。
短い間でしたが、あきらかに自分の英語のレベルが大きく上がりました。
もう44歳になる私ですが、いくつになっても学べる、できなかったことが
できるようになるというのはすばらしいですね。

私の通った学校はEDT-SUBICといいます。
詳しくはこちら→http://xxx00.liuxue998.com/30300%20Subic%20.html

 フィリピンは近くて遠い国。私も実はあまり前知識のないまま訪問したのですが、
調べてみると、面積や人口は日本とほぼ同じなのですが、年間を通じて最低気温が25度ぐらい、
最高気温が30度ぐらいという気温の変化がほとんどない国です。私が行った
8月はちょうど雨季、バケツから水をこぼしたような大量の雨が、不定期に降り、
その分湿気もすごかったです。

 歴史的にも中世のスペイン侵攻からアメリカ、日本、そしてまたアメリカと
他国からの干渉を受け続け、まさに東アジアの負の歴史を体現しているような国でした。
街並みやフィリピン語にもスペインやアメリカの影響が色濃く残っていました。
現在フィリピンでは小学校からの学校教育はフィリピン語の授業を除いて数学や理科など
全て英語で行っていることからタクシーの運転主さんはもちろん写真の屋台でお肉を焼いている
お兄さんまで英語がすらすらと出てきます。ちなみにこの豚の串焼きは1本25円。
何本でも食べれて最高でした!

 私の滞在した町スービックは、1990年代までアメリカ国外最大の米軍基地があったところです。
近郊の火山の大爆発で大きな被害が出たことと、契約期間の満了により現在は撤収されており、
すこしさびれた印象でしたがその分人がすくなく本当にのんびりできました。

 フィリピンで驚いたのは貧富の差が非常に激しいこと。宿泊していた家から外に
出れば子供から大人まで外国人とみればお金を要求されたり、首都マニラでは
ごみの街というのがあり、一家でそこにくらし、廃品を集めて生活をしていたり
という一面もあれば、世界の富豪の10傑のうちの何人かはフィリピン在住の人
だったりといった具合です。

 マニラ近郊でも街中や国道沿いに夜遅くまで子供が徘徊しているのが非常に痛々しかったです。
普段私たちが何気なく享受している豊かさやゆとりというものが世界においては全く
普通のものではないことを改めて思い知らされました。

  今回のメルマガでぜひみなさんにお伝えしたいのは英語の必要性です!!
2016年10月末時点に日本で働く外国人は108万3769人登録されているそうです。
日本で初めて100万人を突破したのです。オリンピックを2020年に迎えその数字は
さらに膨れ上がることでしょう。英語ができることが当たり前の世の中になる日が
もう目の前まで迫っています。

 私はよくドイツにお客様を連れて行くのですが、3年ぐらい前からお客様で英語に
堪能な方が増えてこられて、ドイツ語の通訳が必要のない状況が増えてきました。
「山野さんは英語もできますよね?」と当然のように聞かれ「いやぁ、実は・・・」と
なんとも歯切れの悪い返事をして、盛り上がる英語会話を苦笑いしながら聞いていたものです。

 私は中学入学時の最初の英語の中間試験の点数は21点!! 親まで学校に呼び出されたので
今でも鮮明に覚えています。そんな私に英語ができるはずもなかったのですが、これではいかん!!と
2年ほど前からこつこつ勉強を始めました。

 ワインに携わるみなさん!!これから語学は必須ですよ。言葉はすばらしいです。
まるで自分に羽が生えたような感覚になります。いろいろなところへ自分を運んでくれます。
知らなかった世界が扉を開けてくれます。

ワイン生産者の言葉を通訳してもらっても、もちろん知識は共有でき、それなりに感動もします。
しかしながら自分で直接理解すればその感動は10倍にも100倍にも膨れ上がります。

 現在ヘレンベルガー・ホーフでもこの意識を共有してくれて何人かのスタッフが英語の勉強を
始めてくれました。東京のスタッフ宮本君とは毎朝英語ミーティングをしているのです。
昨日も話したのですが、ずいぶん上達していてとってもうれしかったです。

言葉はなくてもある程度は伝わりますが、話せればもちろんより深く伝わります。
語学は筋力トレーニングのようなもの。こつこつと続けてみてください。テレビ、映画、本でもいいし、
学校も今は駅前にあるものもあれば個人レッスンやスカイプを通じたものなど昔とは比べようが
ないぐらい学べる手法は増えています。どのような形であれこのメルマガをみて
「はじめてみよう!」と思っていただければ幸いです。

このような長たらしいメールを最後まで読んでいただいた方にお得な情報をひとつ。
秋のハウスメッセの日程をお知らせします。

日時 10月28日(土) 29日(日) 30日(月)3日間とも10時~16時

 正式なご案内は9月12日(火)から開始します。ひとまずは皆さま日程をどうぞ抑えておいてください。
セミナーも開催します。いつもの蔵垣内会館にて、今回から3日間とも10:30から開始となります。
なお、今回より入場料は一律2,000円とさせていただきます。何卒ご理解くださいませ。

 それでは夏も残りわずかですね。みなさまのワインライフがより充実することをお祈りします。 

May the German Wine be with you!!

 山野 高弘でした。