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新入荷・おすすめワイン情報
2020/09/01

フュルスト トラディション シュペートブルグンダー&クリンゲンベルガー シュペートブルグンダー

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
今週のヘレンベルガーいちおし!ワインは、フーバー、ベッカーと同じく、ドイツの赤ワイン界に君臨するフランケンからの刺客! ミネラルの塊のようなピノ・ノワール。
 
 
フュルスト トラディション シュペートブルグンダー 
参考価格:¥5,000(本体)
 
クリンゲンベルガー シュペートブルグンダー
参考価格:¥9,000(本体)
 
 
 
ルドルフ・フュルスト醸造所
1638年より続く伝統あるワイナリー。フランケン地方の中でも西側に位置し、マイン川の支流、エルフ川に面した産地ビュルクシュタットにフュルスト醸造所はあります。

あのジャンシス・ロビンソン女史やシュチュワート・ピゴット氏等に絶賛され、フュルストはドイツのピノマジシャン」ブルゴーニュはビュルクシュタットにあり」と評され、今や世界のピノ・ノワール好きの間では知らぬ者はいない存在となりました。
 
1代にして築き上げた名声と受け継がれし魂
フュルスト醸造所前当主パウル・フュルストさんは1971年、若干16歳でシュロス ヨハニスベルクにて研修を終え、これからという21歳の頃、当時2ha規模のフュルスト醸造所の当主であった父を亡くし、醸造所の後継ぎになりました。イギリスで大きく評価されたことをきっかけに、国内外でゆっくりと評価を高めていき、5つ房生産者に、そして2003年ゴー・ミヨ誌にて最優秀醸造家に選ばれました。
 
受け継いだ当初は2haだった畑も、今は22haになり、当主の座こそ息子さんに明け渡しましたが、未だに現役で畑で働き続けています。
 
パウル・フュルストさん
 
 
「私は運が良かった。受け継いだ畑は良い畑だったので、すぐにお客さんがついた。大事なのは、ただ一生懸命取り組むこと」という、いかにもドイツ人らしい職人気質な方。
 
現当主セバスチャンさん
 

2010年頃からすでに醸造に携わっていたセバスチャンさんですが、2019年より正式に当主を交代。ドイツの著名な醸造所を渡り歩いていた研修生だった時代から、ドイツワイン業界では「とんでもない若手がいる」と噂になっていたそうです。セバスチャンさんの造るワインのスタイルはパウルさんのスタイルを踏襲しながらも、より洗練されエレガントになっています。彼もまた、多くの評論家から絶賛され、2018年ファルスタッフ誌にて最優秀醸造家に選ばれました。
 
真っ赤な赤色砂岩土壌
 
 
フランケン西部、ビュルクシュタット近郊は酸化鉄が多く混じる、赤色砂岩土壌で構成されています。名の通り赤褐色をしており、古くから建造物の石材として多く使用されてきました。
水はけが良く、空気を通しやすい性質を持ち、畑に適度な保温性をもたらしています。また、畑の熱をぶどうに与えられるよう、フュルスト醸造所のぶどうの樹を低く仕立てます。
 
フュルスト トラディション シュペートブルグンダー 2017
 
 
醸造所のベーシッククラスにあたるワイン。所有する複数の畑のぶどうのブレンド。樹齢40年までのぶどうを使用。真っ赤な土壌由来の鉱物的なトーンがかなり強く凝縮感がありますが、洗練された味わいに仕上がっています。
 
 
クリンゲンベルガー シュペートブルグンダー 2017
 
 
クリンゲンベルク村にある特級畑シュロスベルクの村名格。
 
 
2004年に購入した、テラス状の斜面の畑。300年以上前にこの地のワインを絶賛する版画が残されており、歴史に裏付けられた素晴らしい畑だということが実証されています。畑を購入時、100メートルにも及ぶ石壁を修復、ブルゴーニュ系クローンのピノ・ノワールを植えました。
テラスの壁に蓄熱作用もあり、光も反射するのでぶどうの熟度もしっかり上がり、夜は標高の高い部分の森からの冷気が下りてくるので、寒暖の差がある理想的な環境でのワイン造りが行われています。熟度が高いので、今飲んでも圧倒的な色気、スタンダードクラスに輪をかけて鉱物的なトーンが強くなり、全ての構成要素の高さとエレガンスに度肝を抜かれます! フュルストのピノ・ノワールのシリーズで、今飲んで一番インパクトのあるワインです。
 
 
セバスチャンさんとのインスタライブ決定!
 
9月12日(土)20:00スタート!
ヘレンと飲めへん? ドキドキドイツナイト!
 
やっと実現しました! ドイツピノ・ノワール界のサラブレット、セバスチャンさんとのインスタライブです!
大変忙しい時期にもかかわらず、快諾していただけました。wi-fi次第で真っ赤な赤色砂岩の畑、そして収穫風景も見れるかもしれません。
晴れろ天気! 届けwi-fi!
 
インスタライブは会を重ねるごとに精度を増して、まるでバーチャルワイナリーツアーのようになっています。
現地に行けない今、ぜひとも画面を通してワイナリーへ訪問してみてください!