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スタッフブログ
2019/01/22

静かなる歴史の語り部

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸

みなさんこんにちは。
今回のブログ担当は高橋です。どうぞ最後までお付き合いください。


先週の金曜日は社員研修の為休業させていただき、お得意様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
今年はみんなで山口県を訪問し、美味しいものをお腹いっっぱいに詰め込み、おかげさまでしっかりエナジーチャージが出来ました。



山口と言ったらやはりふぐ(ふく)。
ふぐづくしコースの一番打者、お刺身の登場に一同歓喜に湧き、ベッカージルヴァーナーを豪快にガブ飲みした後、から揚げとベッカープティロゼのマリアージュに勢いが加速し、その後のお鍋では地元山口の冷酒、冷酒、ひれ酒、ひれ酒、冷酒、またひれ酒ーーーと妖怪の様に平らげるヘレン一行でした。
 




社員が集合した飲み会でいつも決まって出る話題は、まだ会社が神戸にあったころに起こった震災の話。
ヘレンベルガー・ホーフは元々神戸に事務所を構えておりましたが、被災して現在の会長自宅のある大阪茨木市に拠点を移しました。



「会社の壊滅的な被害を見て、最初は『もう終わった』と思ったけど誰も諦めなかった」
 
「朝か夜かも分からなくなるほど、必死で神戸と大阪を往復してワインを運んだ」
 
「会社潰れても困るし!やるしかないやろ!!」



当時を知る社員達がもがき苦しんだ時代を振り返りつつ、今こうやって皆で笑いながら、お酒を酌み交わすことが出来る有難みをゆっくりと噛みしめるのです。




そんな中、営業チームの長である丸山が「今の倉庫のRの棚は、震災でぐちゃぐちゃになった隙間に俺が入って、中で解体して運び出してきたんや」と話し出しました。

弊社倉庫ではアルファベットで棚割りをしているのですが、通称Rの棚とは倉庫の一番奥にどっしり構え、残り1ケースを切った半端ものが集合した古い棚のこと。


「その隙間が細すぎて、俺は入られへんかったんや。」と話すのは前社長の岡本。
私も無理やろな。途中で諦めて引き返そうとしたら肉がつっかえて帰ってこられへんパターンが目に浮かぶ(-_-)
 

倉庫1.jpg

こちらが通称『Rの棚』。絵的に地味でしたので、弊社のケラーマイスター迫(はざま)君に体でRを表現してもらいました。
先輩の変な注文も断らない優しい子です。


しかしこの棚が、会社の歴史を見つめてきた30年選手だったとは知らなかった。

そう言えば倉庫の中には、他にも年季の入ったものがたくさんある。




震災前から大活躍している通称『バシコン』。
荷物を梱包する機械なのですが、稼働した時にバシコーーーンと鳴るのでそう呼ばれています。
社内では「バシコンする」という動詞としても使われています。

お気づきの方はなかなかいらっしゃらないと思いますが、年に2回開催しているハウスメッセの際に、入口すぐの使用済みグラス返却台と化し、会を陰で支えてくれているのがこのバシコンです。


倉庫2.jpg

恥ずかしいっす!と言いつつ、バシコンした段ボールを持てという先輩の指示を素直に受けてくれる迫君。




「木パレも古いで。あれは震災後やったけど」と岡本。
通称「木パレ」とはワインのケースを積み上げる木製パレットのこと。
撮影も3枚目ともなると、ケラーマイスター迫君も恥じらいが薄れてきてまんざらでもない様子です。
 
倉庫3.jpg


そう、よーく見てください。。。

震災後の混乱時に注文し、業者さんもこちらも確認不足だったため、
名入れが『ヘレンベルガ・ホール』となっています。


おしい!
いや、おしくない!!
全然ちゃうわ!!!
 
 
 
次回春のハウスメッセは、4月13日~15日に開催予定です。
私たちスタッフはもちろんですが、ヘレンベルガー・ホーフの歴史を見つめてきた
静かなる語り部たちにもどうぞ会いに来てくださいね。
 


ヘレンベルガー・ホーフ㈱ 高橋