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スタッフブログ
2017/12/05

ドキッ!(?) ヴィーニンガーだらけの11月

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
また魂を売ってしまった・・・ オーストリアワインの話でございます。

11月11日はオーストリアの新酒、ホイリゲの解禁日でした。
我らがヴィーニンガーさんのおいしいホイリゲ、皆さん飲まれましたでしょうか?

解禁日には日本各地でいろいろなイベントが開かれます。昨年は私も沖縄のビストロ・モンマルトルさんのご協力でホイリゲ解禁パーティを開催し、まだ見ぬオーストリアワイン市場の開拓に勤しんでおりましたが、今年は解禁日に荻窪のサンパさん、六本木のオルタナティブさんのパーティに、参加者の立場で楽しんできました。


サンパの飯岡さん
(楽しかったです!)


オルタナティブのホイリゲパーティ名物、
マルティンガンスルと鏡面反射している井口さん
(おいしかったです♪)

よくイベントを開催する立場の方ですが、こうやって思い入れのあるワインを皆さん楽しまれているお顔を参加者の立場でゆっくり見させてもらうのもいいもんですね!

ちなみに2017年のホイリゲですが、先日こちらでもアップさせていただいたとおり(詳しくはこちら)、7月までの好天から打って変わって、8月からの冷涼な気候のおかげで、芯があって中身が詰まっていながらも、今までのホイリゲ史上、一番酸がしっかりとしていた印象です。ここ数年のホイリゲの中でも一番好みの味わいでした。

余談ですが、ヴィーニンガーさんと時々メールのやりとりし、今回のホイリゲのことについてもお聞きしたのですが、お忙しい時期でも返信が速いうえに、とても思いがこもったお返事が来るので、彼とのやりとりはいつもハートが熱くなります!

また、その翌週には銀座のおいしいお寿司屋さん、銀座壮石さんでホイリゲのイベントを開催しました。(こちらは主催者側です)

ホイリゲとヴィーニンガーさんのワインだけの会ということで、ヴィーニンガーさんについて、歴史、畑、造り、人柄、思いなどを深く知っていただき、あわよくば会の終わる頃には、ご参加いただいた方たちにとってヴィーニンガーさんが親戚のおじさんぐらいの距離感になっていただければ・・・というのが目的でした。ただ漠然と「新酒だ~」「オーストリアのワインだ~」と思って飲むのと、思い入れが違いますもんね。

そのために、前日はヴィーニンガーさんの写真とにらめっこしながら入念にプレゼンテーションを作成していたので、その数日、彼とは一方的に親戚以上の距離感になっていたと思います。


2年ほど前の来日時、イベント後の深夜2時、ビールを飲んだ後の六本木にて
とても気さくで、イベント後の疲れている深夜にも関わらず、熱い思いを語っていただけましたことを思い出します。


ヴィーニンガーさんの社長室と、設計した建築家でもある奥さん
(事務所改装してこんな感じにしませんか、ボス)


ビザンベルクで背中で語るヴィーニンガーさん


まだまだバリバリの現役! ヴィーニンガーさんの元気なお母様と

このようなヴィーニンガーさんからいただいたきれいな写真や、以前私が訪問した際に撮ってきた写真、来日時の写真などを駆使して作成したパワーポイントは100枚ほどにもなりました。写真をいろいろ見ていると、また現地に行きたくなりますねぇ・・・


そちらを駆使して話し続け、合間合間に大急ぎでお寿司を食べて幸せの余韻に浸りながら2時間、あっという間に駆け抜けた、とても充実の会になりました。参加者の方々にとって、親戚のおじさん、せめて近所のおじさんぐらいの距離感になっていただけたでしょうか??


銀座壮石の岡田さんと


2014年のビザンベルクが、お寿司との相性も良く、とても人気でした。

もっと俯瞰的に広くワインについてお客さんに伝えることや、もっとアカデミックなことを詳細にお伝えするワイン会も多いですし、とても大事だと思いますが、このような形の、生産者がその場にいなくても生産者密着型のワイン会ができるというのは、距離が近い私たちの大きな強みだと思っています。



実は私がまた魂を売ってオーストリア関係のことをまた書いているのは、ホイリゲ解禁の余韻もあったのですが、来年2月~3月に開催予定のオーストリアワインキャンペーン(業界関係者様限定)の案内を作成していたからなのです。 例年同様、酒販店様部門、飲食店様部門があり、賞品は昨年よりパワーアップしています。 キャンペーンに合わせた新着ワインもあり、入荷を楽しみにしているので、繁忙期の12月をすっ飛ばして(なんてこと言うねん)、早くキャンペーンの時期にならないかな~なんて思ったり思わなかったり・・・。

オーストリアワイン愛は尽きませんね!



あっ、ドイツワイン愛も並行して持ち合わせてますので!(汗)



宮本 駿