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スタッフの思い入れワイン
2021/09/15

今月の思い入れワイン~ラッツェンベルガー シュロスフュルステンベルク リースリング ハルプトロッケン~

ヘレンベルガー・ホーフ株式会社‐ドイツワインの輸入卸
9月の思い入れワインの当番は5か月に一度の藤崎です。

このところ涼しいなと思うことが多くなり、ワインがより美味しい季節になってきましたね
実りの秋は美味しい食材もたくさん。

少し涼しくなってくると、夏の間はすこしも思い浮かばなかったお料理が
急に作ってみたくなったりします。これも、秋の訪れ?

 
そんな季節に、ふと作ってみたくなったお料理はクリームシチュー」です〜。

 
クリームシチューってほっこり優しい気持ちになる感じがしませんか?(^-^)
 
そして今回ご紹介する私の思い入れワインは、クリームシチューと合わせて飲みたくなったこのワイン、
 
 

ラッツェンベルガー シュロスフュルステンベルク リースリング ハルプトロッケン 2017

生産者:ラッツェンベルガー/ 生産地:ドイツ・ミッテルライン

白・中辛口 750ml 参考価格 : ¥3,100(本体)



シュロスフュルステンベルクはご当主ラッツェンベルガーさんが、
将来のことも考えて、新たにおもいきって山ごと購入した10haの畑。

ここには、なんと!樹齢60年の古木のリースリングが植えられています。
ラッツェンベルガーさんのワインでこれだけ高樹齢の葡萄を使用しているのはGGクラスになります。
しかもこの2017年ヴィンテージは記念すべき初リリースです。



このお山には写真のような古いお城もあって、ヨハンさん(ラッツェンベルガー醸造所の当主)は、城主さんにもなってしまいました。

バッハラッハ村の土壌より、カルシウムを少し多く含む粘板岩土壌で、風化が少し進んでいるためバッハラッハのワインと比べて酸が少しまろやかになります。



写真のような急斜面のシュロスフュルステンベルクですが、実は現在テラス状の畑に改造中です。
よりこの畑の土壌の特徴を引き出し、バッハラッハとの違いが愉しめるワインを造りたいとの、ヨハンさんの夢が詰まったワインでもあるんです。
 
ほんの少し口に含んだだけで、あぁいいワインなんだな~と実感できますよ!
 
ラッツェンベルガーさんのワインはどれでも、めちゃめちゃコスパがよいのですが、
このワインは特別お値段以上なんです!!
 
それは、弊社社長がラッツェンベルガーさんからのメールを読み違え、もっと高価なはずのこのワインを、手違いで3,100円でリリースしてしまったからです。
 
熟成もいい感じで進んできた初リリースの2017年も残り7ケース程度。
次ヴィンテージ2018年は、適正価格に変更させていただきますが、それでも十分コスパの良いワインだと思います。



さて今回のクリームシチューは、冷蔵庫の中の使ってしまいたい食材を全部投入しました。
玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、レンコン、
きのこ好きなのでマッシュルームをたっぷり!

さらに鶏肉、エビ、最後に茹でたグリーンアスパラ。

隠し味に味噌やチーズを少し入れます。
最後にお気に入りの塩とブラックペッパーで味を調えます。
 

う〜ん、やっぱり抜群の相性だぁ❢
 
ワインのミネラルが鶏肉、エビ、根菜を引き立て、
全体的に優しく包みこむような幸せなハーモニーがお口の中で生まれます。
酸がとがってないのも良い感じ。

ワインのほんの少し感じる蜜感のある甘み、ふっくら丸いたクリームの味わいにピッタリきます。
 
グラタンや、クリームソースのお料理にも絶対おすすめです!
 
みなさんも是非試してみてくださいね♪  
                
                  by Mieko Fujisaki